ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

2012111512時01分

大量生産は絶対にできない家造り

東京都小金井市でO邸2棟の上棟が無事終わった。

上棟式で私は胸を張って言った。

「この家造りは、大量生産は絶対にできません。

積水ハウス、ダイワハウス、へーベルハウス、住友林業、スウェーデンハウス、一条工務店、三井ホームなどには造れないのです」。

基礎屋の前田さんも、棟梁の真柄大介さんも大きく頷いた。しかし、いちばん納得してくださったのはOさんご一家だった。

現場の隣に住んでいるOさんは、「手際よく、無駄のない皆様のお仕事を朝からずっと見ていました。これが住む人の幸せを心から願う人たちの働きぶりなのだと、つくづく感動させられました」と、満面に笑みを浮かべて喜んでくださった。

立地がすばらしいだけに、さぞかし大手ハウスメーカーを断るのは大変だったに違いない。


棟梁の真柄さんはマツミの家に住んでいる。応援に入った西村大工さんもそうだ。みんながマツミの家に惚れきっている。だから「いい家」になるのだ。

どんなに「涼温換気」が優れていても、住み心地の良い家は、大工さん、職人さんたちが心を込めて、手を掛け、手を尽くさない限り生まれない。


O邸のすぐ近くには、10年前にやはり2棟同時に建てられたM邸がある。

お会いするたびにMさんは、「あのとき、大手ハウスメーカーを断って本当によかった」と言われる。


上の写真は、一昨日上棟した大田区久が原のM邸。犬の散歩をしていた年配の女性が立ち止り、「最近、こんな木の香りがする家は珍しいですね」と感心されていた。Mさんご夫妻はライトアップされたわが家を見上げて、心から満足されている様子だった。

今週は地鎮祭、上棟が連続している。社員のみなさん、声を掛け合って事故やケガのないようにがんばろう!


今朝は寒かった。朝6時半に内外温度計を見ると5度を下回っていた。

この寒さなら、K邸もM邸も「涼温換気」のスイッチを入れてくれたに違いない。

そう思いつつ体感ハウスへ行った。「涼温換気」のスイッチは切ったままなのだが、昨日の日中の太陽熱が蓄熱・保温されていて、十分に暖かかった。

午前10時にご両家に電話してみたところ、K邸は未だ一度もスイッチを入れたことがなく、M邸は少し寒く感じた時に22度設定で3時間ほどつけただけとのこと。

私の家ではスイッチを切って寝た。朝の平均温度は20度を上回っていて、湿度は45%前後だったが、少し寒く感じたのでスイッチを入れた。

センターダクト方式の第一種全熱交換型換気の「SA‐SHEの家」では、太陽熱を上手に採り入れるならば、この程度の冷えでは暖房を必要としないとも言える。

「涼温換気」に、早く出る幕を与えてやりたいものだ。


松井 修三

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