ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

2012113015時46分

あたたかさにも松竹梅がある!

今日の日経夕刊「こころの健康学」は、国立精神・神経医療研究センターの大野 裕先生が担当されている。

そのエッセーの中に興味を惹かれたところがあった。

「不安を感じる強さは人それぞれで、ある程度は生まれつき決まっているそうだ。米ハーバード大学のケイガン博士の研究では、生まれつき不安が強いタイプが全体の3分の1程度いた。

それは、生まれたばかりの子供の顔に扇風機で風を吹きかけたり、耳元で手をたたいて音を立てたりすると分かる。不安の強い子供は、それだけで大きく泣き出す。残りの3分の2は、そんなことは気にならないようであまり反応しない」。


私は、「生まれつき不安が強いタイプ」に属しているようだ。顔に風を吹きかけられただけで大きく泣き出したに違いない。母親が、「腺病質な子」だとよく嘆いていたのを覚えている。

60歳を過ぎても、扇風機の風やエアコンの気流が嫌いなのは相変わらずで、「涼温換気」にたどりつけたのはそのお蔭なのである。仏壇に手を合わせて、母にそう語りかけてみた。


今日、お引き渡ししたTさんは、女性一人で暮らす家を建てられたのだが、「私は子供のころから異常なほどの寒がりでした」と言われ、「この温かさに包まれてこれから暮らせると思うとうれしくてなりません」と、大変満足されていた。


新潟県の平澤建築事務所の平澤社長から電話をいただいた。

「セミナーの席でも言いましたが、涼温換気の温かさは本当にいいんだワ。このすばらしさを言葉では表現できないのが残念でなりません。セミナーの席でピンと来ていない会員さんがいましたが、これに取り組むのが遅れたらきっと後悔しますよ」。


そのすぐ後、長野県の中島木材の中島社長から、冬の体感の申し込みが入った。今日は、工事部の羽田が技術指導に岐阜県の共和木材さんと、三重県のマルカさんに出張している。

さきほど、久保田さんから電話が入った。

「申し分のない温かさです。あたたかいなーって感じる幸福感は実にいいものですね」と。


私は、暖かさにも松竹梅があって、蓄熱式暖房が松であり、床暖房は竹、エアコン暖房は梅と言い切ってきた。しかし、その順序を入れ替えなければならない。すなわち、床暖房が梅なのである。


私の家は、夜の10時半現在、各部屋の温度の平均は22度、湿度は47%である。エアコンは9時半に停止したのだが、温度はほとんど変化していない。毎晩、今頃は停止し無暖房状態で寝て、朝6時前後にリモコンのボタンを押す。晴れた日は、8時にOFF。帰宅してON。

実に快適である。



松井 修三

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