ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

201312811時05分

アクセルを放す

体感ハウスは先月末まで涼温換気1台のみの暖房を行っていたが、今月の頭から半ばにかけて、その涼温換気のエアコンに加え6KWの蓄熱暖房機1台に蓄熱させ、全体の暖房を賄ってきた。

先週の中頃、その蓄熱させていたチクダンのブレーカーをOFFにし、再び涼温換気エアコン1台のみの暖房の状態に戻し、現在も続けている。


チクダンをOFFにすることによってどの位室内温度が下がるかと思っていたが、驚くことに、室内温度はほとんど下がっていない。

チクダンからの熱を無くしてから1週間経とうとしている今も、体感的にも十分な暖かさが家中まんべんなく保たれている。


改めて体感ハウスの性能の高さに驚くと同時に、こんなイメージが湧いてきた。


<高速道路を自動車で走っている。

緩やかな下り坂に差し掛かったので踏んでいたアクセルを放した。

当然エンジンは止まるのでガソリンは使わずに慣性だけでスピードを保ちながら進む。>


性能のいい家の熱負荷はこのイメージだ。


アクセルを放してもスピードが保ち続けられる車の状態。


チクダンをOFFにしてもほとんど室内の暖かさが保たれるのは、エネルギーを加えなくても、それまであった暖かさが逃げていかないからである。


冷暖房のランニングコストのかからない家とは、緩やかな下り坂を走る車のような状態である。

上り坂を走る車のような家は、アクセルをゆるめることはできない。

結果、燃費は高くつく。


「いい家」をつくる会の松井修三会長は、涼温換気の家の住み心地を車でいうところの「レクサス」だと例えている。


性能の面から加えて、私は是非こう補足したい。


「燃費のいいレクサス」であると。



有限会社 平澤建築事務所 姫川真人


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