ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

20132323時18分

スマートハウスがただになる?

今日の勉強会は、インフルエンザで二組のキャンセルが出た。

勉強会が終わったところにやってこられた中年の男性客が、こんな話をされた。


「妻が、Hハウスと契約寸前まで進めていた話を断ることにしました。すると営業マンが理由を聞かせてもらいたいとしつこく言うので、求めもしないのにやたら値引きを提案するから不安になったと正直に言いました。

最初に100万円と持ち出し、次に太陽光発電がおまけになり、次にHEMSが、そしてさらに蓄電池もと、つまりスマートハウスがただになると言うのですから不安になりましたよ。

翌日営業マンが再度やってきました。

支店長と相談したところ、そのような不安を与えてしまったのは営業としての責任なので、お詫びに解体費用を負担する、その代わり今月中に契約してくれと言うのです。

契約はできないと言うと、仮契約でいいからしてくれと迫られました。それも断ると、営業マンの態度が変わって、これだけ値引きをさせておいていまさら断るでは困ると言うのです。

困るのはこちらであって、値引きは当方が求めたのではなく、そちらが勝手に申し出たことであり、最後にまた値引きを提案されたのでは不安というか心配でとても契約はできないと言いました。

営業マンは、こんな客ははじめてだとあきれ顔して帰っていきました。

どうしてあんなに値引きをしてでも契約を急ぐのですかね?」


傍らで聞いていた久保田さんが質問した。

「奥様はHハウスのどんな点を気に入られていたのでしょうか?」

「軽量気泡コンクリートがバーナーで熱しても燃えない。構造が地震に強い。上下階の音が気にならない。それとデザインでしょうか。

いまの住まいが結露でさんざん悩まされていて、クローゼットの中の皮製品や下駄箱の靴などにカビが生えて困っているのですが、営業マンはそれらの悩みはすべて解決されると断言します。ですから妻はすっかり気に入ってしまって。

私が久保田さんの本を読んで、待てよ、この契約は急いではならないと思いストップを掛けたので、妻はすっかり不機嫌になってしまい、本を読もうともしません。

私を優柔不断だと非難します。

とにかく、私が勉強会に参加してくるから、その結果でよく相談しようと出かけてきたのですが、途中の用事が長引いてしまい参加できなかったのです」。


話を聞いて、久保田さんと二人でミニ勉強会を開いて差し上げた。

その方は、「来た甲斐がありました。近々妻を連れてきます」と言われ、体感ハウスを見てから帰られた。

松井 修三

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