ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

201353123時26分

「あなたの、いちばん大切なものは、何ですか。」

「家造りは、大工で決まる」と言えば、セキスイハイムの声が聞こえてきそうだ。

「だから、わが社ではすべてを工場生産するのです。大工の腕や、現場の都合で品質が左右されたのではお客様が安心できませんからね」。

この考えは、大量生産販売の造り手たちが自己を正当化するために真っ先に持ち出すものである。

今日の日経に、その先鋒を突っ走るセキスイハイムが一面広告を打っている。

家は、組み立て、据え置き、張り付けて「一丁上がり」を最善とする、と言わんばかりに。

また、こうも言っているようだ。

「わが社の家は、部屋ごとのユニットをクレーンで吊り上げて組み立てます。だから仮住まい期間はわずか60日間で済むのです」。

一方、あまりにも無機質的で字も見にくいのですぐには気付かなかったのだが、積水ハウスも一面広告を打っていた。

まるで、ブロック塀に細い筆を用い白ペンキで字を書いたようにしか見えないのだ。

なんとバカげた広告を打つのだろうか?

そう感じたので、コピーを読んでしまって思ったことは、なんでこんなにも難しい意味不明な文章を良しとするのか、ということだった。

二行目の「あなたの、いちばん大切なものは、何ですか」という質問は、積水ハウスの経営者に答えてもらいたいものだ。


<かんたんで、むずかしい質問があります。

あなたの、いちばん大切なものは、何ですか。


やはり、家族。あるいは、健康。あるいは・・・

そのむずかしさは、人生のむずかしさに似ている。


守るべきものがあり、楽しみも安らぎも求めて、

ひとことではいえない、私たちの人生の日々があって。


家は、答そのもの、ではありません。

けれど、答をよく知っている、家でありたいと思う。


いつでも、どんなときもと、いえる家であるために。

ダインコンクリートの家、イズ・ロイエ。>

松井 修三

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