ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

201362821時29分

N様邸上棟に思う

N様邸は本日、棟が上った。


写真でも分る様に、南東に開けたロケーションに建つ家である。

正面は鳥屋野潟であり、そこにある県立公園は憩いの場になっている。

ビッグスワンが目の前に感じ、その中央辺りから朝日が昇り、それを居間・食堂・厨房から眺めながら生活をする。

更に夕日まで気持ち良く感じる土地である。


この土地に何度も足を運ぶ。

これは私の設計の原点である。

敷地を読む、つまりその土地の持つ魂をどう感じ取るかである。

土地と会話する。

その中で周りの環境(隣家等)とどう共調し合いながらN様の強い要望をプランに表すかである。

そしてエレベーションと行ったり来たりして落し込んで表現して行く。


1棟の家は周りから見れば地域であり、街並となる。

いい街並は、クライアントの考え方と設計者の行くべき方向で出来上がって来るものと考える。更に広く言えば地域協定とか景観条令などの法的な導きもあるが、基本は施主と設計者だと思う。


我々にはCDエアコンを持つ、センターダクト涼温換気という、すばらしい温熱環境を既に持っている。

設計者は誠意と自信と確信の中で、知識と心を高め、さらに勇気を持ってクライアントを導いてあげなければならない。


平澤建築事務所 平澤 政利

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