ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

201342921時49分

2才の子が感動する家

大工の小日向さんが、2才になる長女の茉琉(まる)ちゃんを連れて集金に来た。

茉琉ちゃんは玄関を入ってしばらくすると、にっこりと笑顔をつくって「この家、おじいちゃんとおばあちゃんの家とおんなじだ」と言ったそうだ。

その言葉の真意について、昼食時に話題になった。

同じ年頃の娘を持つ専務の松木が言った。

「何かを見て同じだと言ったのではなく、感じたままを言ったのがよく分かりました。それだけに驚きましよ」

新人研修中の河村が尋ねた。

「同じと言いますと、おじいちゃんおばあちゃんの家もマツミで建てたのですか?」

「そうなのだよ。6年前に小日向さんが大工として腕をふるってね」

「でも、この事務所は違いますよね」

7月に奥さんが出産予定の後藤が言った。

「茉琉ちゃんは、大工の腕前や内装などを観察して言ったのではないよ。雰囲気、いや違うなー、空気の感じなのかなー?」

何を感じて言ったのだろうか、私も考えてしまった。


夕方、久保田さんから横浜体感ハウスに来られたお客様の報告が入った。

「午前と午後のお客様とも、空気の感じをとても気に入られて、次回の勉強会に参加されることになりました」。

そこで、感想を求めてみた。

「2才のお子さんがですか!」と、久保田さんは驚きの声を発した。

「感じるものが同じだったのでしょうね。手を掛け手を尽くして造られた木の家だけが持つ温かみ、優しさを感じたのでしょう。

赤ちゃんを連れて体感に来られるお客様からも、それはよく言われますからね。それと、みなさんの歓迎ぶりが、おじいちゃんおばあちゃんの家に行った時と同じに感じたともあるでしょう」。


いろいろと考えてみたが、私には真意は分からずじまいだった。一つだけ確かなことは、茉琉ちゃんの感性がすばらしいということだ。

ぜひとも小日向さんにも「涼温換気の家」に住んでもらいたい。

松井 修三

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