「いい家」をつくる会 会員コラム

2012年3月18日12時01分

「1時間に1回笑わせる」


 今日の横浜体感ハウスでの勉強会は満席だった。
 朝4時起きして福井県福井市からやって来られたSさん夫妻は、
「地元の堀井工務店さんに建ててもらうのですが、一度松井さん会って話を聞きたかったのです。勉強会は本当にためになりました。来た甲斐がありましたよ」と喜ばれていた。

 千葉県八千代市から来られたYさん夫妻は個別相談の席で、「これで決心がつきました。<「いい家」をつくる会>のメンバーである地元の水戸工務店さんにお願いすることにします。私は<いい家」三部作>を読んで納得できたのですが、妻が勉強会に出て実際に著者の話を聞きたいと言うのです」

 傍らで奥さんが笑顔で言われた。
 「参加した甲斐がありました。松井さんの本は少し難しいところがあって、よく分からないところがいくつかあったのですが、お話を聞くと実によく理解できました」
 ご主人が、「松井さんのお話はたいへん良かったですよ。私は教師をしていたので、生徒にどうしたら分かりやすく話すか、いつも心を砕いてきました。
 コツは、1時間に1回笑わせることです。3回は多い。話が軽く受け取られてしまいます」
なるほど、と私は感心した。

 私もそうなのだが久保田さんも、家づくりの真実を知ってもらいたい、分かってもらいたいという思いのあまり、つい力み過ぎる傾向がある。それに反して、<だから「いい家」を建てる。>の著者・松井祐三のトークは、「家造りは1+1=2の世界だ」と主張するだけに科学的であり、明晰でクールである。

 勉強会が終わってミーティングの席で、「1時間に1回笑わせる」を話した。
二人ともうなってしまい、言葉が出なかった。
しかし、それぞれの顔に「難しい!」と大きく書かれていた。


                         松井 修三

2012年3月17日11時40分

家に帰れば・・・

 「家に帰れば、積水ハウス」

 3月15日付、日経新聞の一面カラー広告に目が止まった。
 夕暮れ時のベランダに、リビングからこぼれた光が、その家の優しさを物語るかのようです。
 これを見た人は思うのではないか。

「ほのぼのとした家だな。
家族との安らぎ、コミュニケーションのある家だよね。
心地いい空気が流れる家だ。
住み心地もよさそうだね」と・・・

 コピーやイメージはどのようにも作れます。
 しかし、鉄骨プレハブの家の断熱・換気の方法では、住み心地の良い家になるわけがありません。だから、太陽光発電・蓄電池・燃料電池・HEMSを売りにするのです。それらがないとすると、それでも「家に帰れば、積水ハウス」なのでしょうか。

 「平澤の家」は、「住み心地こそが住宅の根源的な価値である」と確信し、住む人の幸せを心から願って、一棟一棟を手づくりしている。
 家に帰るのが楽しみとなるワクワク感のある家でありたい。


                         平澤 政利

2012年3月14日09時51分

「ソーラーサーキットの家」を「新換気リフォーム」する


<昨年のカレンダーに使わせていただいた黒井健さんの個展が、今日から銀座の松屋デパートで開催されている。>

 他社が建てた「ソーラーサーキットの家」/N邸の「新換気リフォーム」が無事終わった。最近、このような依頼が増えてきている。
 10年前に建てたのだが、Nさんご一家は、期待したよりも寒く、暑く、湿気っぽく感じていたという。とくに、奥さんが臭いに悩まされていたようだ。

 昨日、社長が完了のチェックにお邪魔した。
ご夫妻ともたいへん満足されていて、ご主人は「空気が鼻にスーッと通るようになった」と言われ、奥さんは「臭いがなくなり、快適さが増し、ピアノの音がきれいに響くようになった」と喜ばれ、大工・職人の手際のよさとマナーに感心されていたという。

 「ソーラーサーキットの家」を「新換気リフォーム」すると「SA‐SHEの家」に進化するのだが、この際に耐震補強も同時にお勧めするようにしている。

 たしかに、マツミの大工・職人の仕事ぶりが見事である。いずれのリフォームにも、確かな腕と段取りの良さが求められるが、「新換気リフォーム」には臨機応変さも必要だ。

 「見ることのできない空気のリフォーム」という画期的な仕事に携わるだけに、現場監督をはじめ出入りする人たち全員が、いかにしてお客様の心理的な負担を減らせるかに腐心する。
 その努力が、今回もまた高く評価していただけた。


                         松井 修三

2012年3月13日19時22分

新換気の画期的加湿方法

冬は、お部屋の過乾燥にお悩みの方も多いと思います。
(談話室でも盛んに語られているところです。)
今日は、SA−SHEならではの画期的な加湿方法についてご紹介したいと思います。

「自然気化式」という方法はご存知でしょうか。
実際の使用例はこんな感じです。


その名は「ミスティガーデン」。
使い方はとっても簡単。器に水を注ぐだけ!
風と室内湿度によって吸水フィルターから湿った空気を送り出す。電源不要で、ただ置くだけ…という商品。

ただ置くだけでも、コップに置いた水が蒸発する量の約15倍と言っている、この商品。
これを、新換気の給気口の前に置くことで、風を当て、より蒸発量を加速させられる!
単に部屋に置くだけ…というよりも、風を当てるというのがミソです。
これは、新換気だからこそできるワザです!

なんて、えらそーなを言ってますが
実はこれ、当社のOB施主様のアイディアです。^_^;ゞ
とにかく電源不要、騒音・においナシ、管理がカンタン、汚れたら気軽に買い替え…。
そして見た目もなんとも愛らしい。
実にナイスアイディア!ではないでしょうか。
実際に発案された施主様によりますと、これだけで5〜10%も湿度が改善されたとのことです。
ありがとうございます、施主様。
「新換気」と「ミスティガーデン」。いかがでしょう?


                         北川 剛

2012年3月8日09時04分

20年来の思い

 契約が終わって、Mさんの奥さんが話された。
 「はじめて国分寺のEさんの家を訪ねたのはいまから20年前のことでした。
それからお邪魔するたびに、Eさんは住み心地がすばらしいと言われ、建てるならマツミさんよと勧め続けてくれ、私もそう思い続けてきたのです
 ようやく念願が叶って今日契約にたどり着けました。感無量です」

 ご主人が奥さんの言葉を引き継がれた。
 「私たちは『いい家が欲しい』の初版を読みました。妻の友人であるEさんの奥さんが貸してくださったのです。私は、定年退職したら実家に帰って母の面倒を看る予定でいましたから、妻の気持ちはよく分かっていたのですが、建て替えないできました。
 でも、勉強会に参加し、体感ハウスを訪ね、構造見学会にも参加し、また、大地震のことを考えるとこういう家に一日も早く住まなくては損してしまうという気になりましてね。
 それに、ソーラーサーキットの家が新換気SA‐SHEの家に進化し、さらに一段と住み心地が向上したというのですから待った甲斐があったというものです」

 奥さんが言われた。
 「楽しみですわ。暖かくて、空気が気持ちいい家に住めるのですから。Eさんとのお付き合いは30年以上になるのです」

 ご主人が笑顔で言われた。
 「私たちが契約する気になれたのはマツミさんを信頼できたからだね。会長さん、社長さん、そして設計担当の小林さんのお人柄、熱意、現場の雰囲気などがすばらしいのです。これで、Eさんと妻との信頼関係は一段と深まることでしょう」


 Mさんが帰られてからEさんに電話した。あいにくお出かけで娘さんが出られた。
 「私のこと、覚えていますか?」
 娘さんは、明るく弾むような声で答えてくれた。
 「ええ、覚えています。この家を建てていただいたのは、私が小学校3年生のときです。父と母は、いつもマツミさんに感謝しています」
 「お姉さんはどうされていますか?」
 「結婚して、元気でいます」
 すっかりご無沙汰しているけれど、当時の様子が思い浮かび懐かしでいっぱいになった。
 「いい家」を精一杯お造りしよう。


                         松井 修三

2012年3月5日09時06分

新三種の神器


     (勉強会が終わるのを待つ兄弟)

「マツミの家には“新三種の神器”はつかないのですか?」
勉強会に参加される60代後半の方が、アンケートを書き終わるや否や社員に質問された。

「新三種の神器」とは、過日新聞の一面広告にダイワハウスが出していた太陽光発電パネル・蓄電池・HEMSのことである。

広告の説明によればこうなる。
「『新三種の神器』の概念を簡単にいうと、太陽光発電でエネルギーを創り、余れば蓄電池で貯めましょう。そして、HEMS(ヘムス)で家庭のエネルギーをコントロールし、省エネへの意欲がわくような仕掛けをつくる、ということです」
それらの神器は、ダイワハウスでなくてもほとんどのメーカーが扱っているし、工務店も例外ではない。

社員は、「ハイ、三種ともつけられます」と笑顔で答えた。

「標準装備でついている、というわけではないのですね」

「はい、太陽光発電は標準装備と言っているところもあるようですが、マツミでは有料になります」

お客様は、ややがっかりした口調で言った。
「昨日住宅展示場へ行ったら、今月中に契約すると太陽光発電をプレゼントしてくれるというメーカーがありました」

傍らで奥さんがさめた表情で言われた。
「それだけでなく、値引きもしてくれると言っていたわ。みんな注文とりたい一心でうまいことを言うのですよ」

ご主人は聞こえなかったように話を継いだ。
「太陽光で発電すると月々の電気代はほとんどタダになって、余った分を売るので年間で10万円ぐらい得するというのです。三組ほどのお客さんがいたのですが、その説明に皆さんたいへん感心していましたよ。マツミさんでも同じようになりますか?」

「プランによりけりです。屋根の形状によって太陽光パネルの大きさが決まるので・・・」

社員の説明を聞き終わると、ご主人は言った。
「われわれ年金生活者にとっては、ゼロエネルギーでしかも売電してお金がもらえるという話は魅力的です。建築費を尋ねたら、家そのものは希望の金額で建てられると言うのです。平均的には3000万円ぐらいだが、予算がなければ2000万円でも十分建てられる。いずれの場合でも、今月中に契約すれば太陽光発電はプレゼントになるそうです」

奥さんが明らかに白けた表情で投げやりに言った。
「屋根の上にお宝があったって、住み心地が悪かったらなんにもなりませんよ」と。

その言い方がきつかったのでご主人は奥さんの気持ちに合わせるように言葉の調子を変えた。
「たしかにね。いまの家は寒すぎて風呂に入るのがおっくうで、湯船につかると出たくなくなり、昨夜もついうとうとして女房に怒られたばっかりです」

奥さんが他人事のように言った。
「あのままほって置いたら、今日は大騒ぎになっていましたよ。私の友人のだんなさんは湯船に沈んで亡くなられたのですが、後がたいへんだったそうです。警察の検視が入り、奥さんが取り調べを受けたりで。三種の神器を取り付ければ、あなたがお風呂で眠ったりしなくなるのですか?」

「いやー、ごもっともです」
私は、思わず声を掛けてしまった。
「三種の神器については勉強会でも取り上げていますから、ぜひ聞いてください」

奥さんの顔がパーッと明るくなった。


                         松井 修三

2012年3月2日18時47分

ナカゴミ建設さん訪問



 本日、山梨県南アルプス市・ナカゴミ建設さんの自宅兼住み心地体感ハウスを訪問した。
http://sikinoie.jp/
富士山に次いで二番目の高さを誇る北岳は、雪を抱いた南アルプス連山の稜線から頭一つ飛び出し、ひときわ白く輝いて見えた。
アルプス下ろしの風が痛いほどに冷たい。しかし、玄関ドアの内側は別天地の暖かさだった。

 ホールには、大きな水槽があり、いたるところに観葉植物が配置されている。
1月28日付の日本経済新聞に掲載されていた結露対策のための暮らし方によれば、水槽や観葉植物は結露の原因になるので置かないでとのこと。しかも適当に窓を開けて換気をしなさいと。それとは正反対の暮らしの見本のような家、それが「新換気SA‐SHEの家」である。

 ふと、ピアノの横を見て、私は感嘆の声を上げていた。
透明のセンターダクトがむき出しで立っていて、しかも内部には装飾電球が光っていたのだ。7寸角のヒノキの柱、分厚いヒノキの床板、漆喰の壁、和風の雰囲気の中でそれはいささかも違和感がなく、適度な遊び心が客人の好奇心をくすぐっていた。

 中込社長の手作りだというヒノキの長いテーブル(厚さ10センチ・幅70センチ・長さ3メートルぐらい)で、奥様を交えて社員の方々と歓談した。その間、私は自分の家にいるのと同じ感覚でいた。
初めてお会いした奥様の気さくなお人柄と明るい笑顔のせいもあったのだが、そこには自分の家と同じような温かさと空気感があったからだ。

 「このお家に入った瞬間から、すごく気分が楽な感じがするのです。温かさや空気感が同じだと体が瞬時に自宅モードになって、すっかり気持がゆったりするのですね」と私が感心して言うと、「新換気SA‐SHEの家」にリフォームした松井さんが、「そうか。だからだ。私も同じ感覚になっていたのですよ」と大きく頷かれた。

 体というものはこうも正直で敏感なものなのだと、この日、改めて「新換気SA‐SHEの家」の素晴らしさを知ることになった。

中込社長さん、奥様、社員の皆様、今日はまことにありがとうございました。


                        久保田 紀子

2012年3月2日18時40分

愛妻の 心も冷やす 寒い家

愛妻の 心も冷やす 寒い家
思い出は 寒さと暑さの わが家かな
寒い家 夫婦厚着で こころ冷え


「いい家」を 建てる夫の 頼もしさ
「いい家」は 夫婦笑顔で 元気出る
「新換気」 気持ちが良くて 真歓喜



「住み心地体感ハウス」に1時間もいると、「少し暑すぎませんか?」と尋ねる人がいます。

それはそうですよ。
コートを脱いだ着衣は、寒い家のままなのですから。
大概の人が上着の下にセーターやベストを着ていますから、その分暑く感じるのでしょう。

体感ハウスに同時に5組のお客様が入られても、空気の質が変わりません。
満席の勉強会が、始まったときと終わったときとでも同じですよ。
第三種換気のときとでは、まるで違いますね。

今日は、東京と横浜の体感ハウスに15組のお客様が来られ、7組の方からプラン依頼を受けました。
活況でしたね。

会長の川柳、受けてましたよ。
「思い出は、寒さと暑さの わが家かな」の「思い出」は、いつのことなのでしょう?死ぬ三日前では、惨め過ぎます。

「マツミの家を建てるときは、死ぬ三日前まで自立してトイレに行くのだ、そうできる家を建てるのだ」という会長の哲学に感動される方が多かったです。

「住み心地を保証する」と言い切る家造りって「すごいなー」と、感心されている方がいました。

すべてのお客様が帰られた後で、近くのコンビニで買ってきたお結びを食べながらミーティングを行った。


                         松井 修三

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