「いい家」をつくる会 会員コラム

2012年5月28日15時00分

大阪の美和工務店さん



 大阪の美和工務店さんの勉強会に参加した。
会場に着いて驚いたのは、出迎えた社員さんたちの気迫である。
新換気SA‐SHEの家造りに対する自信が全員に漲っている。
それらの感じは、前回に増すこと数倍であった。
すでに予約の22組のお客様方は着席されていた。

 住宅業界には、スマートハウス、ゼロエネルギー住宅、ローコスト
住宅の旗が立ち並び、呼び込みの声が激しさを増している。
この時期に、「家に何を求めるのか?」が定かでないと、どうしても
それらの声に引きずられてしまう。太陽光発電で年間いくら得するか、
1万円単位の優劣と値引きに振り回され、家づくりの本質を見失って
いるお客様のなんと多いことか。

 会場を見回すと、そのような方は皆無の感じを受けた。
これまでにない真剣な眼差しには、太陽光発電などの表面的、付帯
的なものではなく、もっと根源的なところ、もっと納得のいくとこ
ろに価値を求めたいとの思いが強く込められていた。
 大阪人は、本当に価値のあるもの、本物にはお金を惜しまないと
聞いたことがあるが、今日の参加者には、まさにそのようなオーラ
があふれて見えた。

 終わってお見送りをしたのだが、「本当にいいお話を聞かせてい
ただいた」と声をかけてくださる方が多かった。中には「ソーラー
サーキットの家」に住んでいるのだが、ぜひとも「新換気リフォー
ム」をしたいと希望される方もいらした。また、「まもなく梅雨入
りとなるのだが毎年湿気に悩まされている。ぜひとも新換気の家に
住んでみたい」と望まれる方もいた。

 新幹線の中で座席に配布されている雑誌「ひととき」に、千宗室
さんが「梅雨の飴玉」と題するエッセイを書かれていた。
その一節である。
「乾燥した冬に飴は欠かせないが、梅雨時もそうである。朝の残
り湯のように生気の欠けた湿気が喉に纏わりつく梅雨冷えの期間も、
私の飴の消費量は上がる」。

 「朝の残り湯のように生気の欠けた湿気」とは、なんと体感的な
表現なのだろう。
「新換気SA‐SHEの家」ではこのような鬱陶しい湿気を感じる
ことはないが、千さんが好まれる飴のおいしさは、さらに増すに違
いない。


                          松井 修三

2012年5月26日17時12分

「いい家」が取り持つご縁

 入社して3年になる工事部の松本有加里さんから聞いた話です。

 <私は小学生の頃、Kさんという女性の先生に2年間教えていただき
ました。先生は近くにお住まいでしたから、ときたま数人の生徒と一緒
にお宅にお邪魔して算数を教えてもらっていました。
その家は数年後に建替えられたのですが、当時は「あぁ、新しい家に
なったのだな」と思っただけで、どこの会社が建築し、どんな性能の家
かなどはまったく無関心でした。中学生になってからは先生の家を訪ね
ることはなくなったのですが、先生は祖母が畑で作る野菜をときおり買
いにいらしていました。

 わが家の新築工事が始まって、たまたま私がいたときに買い物に立ち
寄られた先生は、看板を見て「えっ、あなたの家もマツミさんで建てて
いるの!」と驚かれました。
そこではじめて、先生の家もマツミハウジングによって施工されたの
だと知ったのでした。

 先生は、「マツミの家はいいわよ。10年以上住んでいるけど、
ますますそう思うの。アフターの面倒見もいいし。母と兄も私の勧めで
マツミさんに建ててもらったのよ。よく、マツミの家を選んだわね」
と感心されました。

 実はその頃、私は建築の専門学校に進学していて就職先を選ぶために
いろいろな住宅会社を訪問していたのです。そして、だんだん分かって
きたことはインターンシップで働かせていただいたことがあるマツミ
ハウジングに優るところはなさそうだということでした。
そう思っていた矢先だったので、先生の言葉に後押しされて、何が何
でもマツミハウジングへ入社させてもらおうと決心したのです。

 過日、工事部の羽田部長とアフターメンテナンスに先生のお宅を訪問
しました。先生の家は「ソーラーサーキットの家」でした。わが家は、
それを進化させた「新換気SA‐SHEの家」なので、話の中でその違
いの説明を求められました。

 部長が一通り説明した後で、先生から「松本さん、実際に住んでいて
どうですか?」と聞かれ、私は思わず身を乗り出して「本当にすばらし
い住み心地です。おばあちゃんもすごく喜んでいますし、病院勤めをし
ている母は仕事から帰ってきて玄関に入ったとたんに疲れが吹っ飛んで
しまうと言っています」と答えました。
 先生はたいへん興味を持たれ、「新換気の家」にリフォームされる
ことになったのです。

 昨日打ち合わせにお邪魔したら、先生から「どう、もう一人前に
なった?」と聞かれて、「今はまだ、がんばっている最中です」と謙遜
してしまったのですが、どんと胸をたたいて「私にお任せください!」
と自信を持って言えばよかったのにと反省しました。

 住み心地については自信を持って話せていたのに、肝心な工事につい
て、すでに10件以上の経験があるのに心もとない返事をしてしまった
ようで残念です。 先生が目を見張るような仕事ぶりをお見せして、
「新換気SA‐SHEの家」への進化のすばらしさに感動していただけ
るようがんばります。>

 松本さんは、目を輝かせて語ってくれた。

 つい最近、新換気リフォームを終えたお客様から「あなたがもう来な
くなると思うと寂しいわ」と言われたとうれしそうに話していたが、
これは他の社員からもよく聞くところである。
「お客様に喜んでいただける仕事をしよう!」この思いを喜びに感じて
いるから、マツミの社員の表情はいつもいきいきとして、活気にあふれ
ているのだと思う。


                         久保田 紀子

2012年5月26日17時08分

「新換気SA‐SHEの家」の真価が分かる季節


 昨日までの天気が一転して、今日は雨模様の肌寒い一日となった。
明日は夏日になるというのだから、この時期の温度変化の激しさを
思い知らされる。
 しかし、「新換気SA‐SHEの家」では、日替わりするような
外部の温度変化の影響をほとんど受けることがない。それだけでなく、
湿度の変化も同様である。明日快晴となり、温度が28度ぐらいに
上昇したとしても、家の中は小屋裏であっても、日差しの影響を防ぎ
さえすれば25度前後を維持するだろう。

 床下の湿度が平均で40%であることに注目していただきたい。
「新換気」でなければ実現できない驚異の環境である。
「スマートハウス」「ゼロエネルギー住宅」「長期優良住宅」と名付け
られた家であっても、床下は外部と同じものがほとんどなのである。
一年を通じてこの時期は、住み心地を至上の価値とする家のありがた
さをいちばん実感できる季節である。

 ちなみに、私の家は、書斎が温度23度・湿度42%、
寝室が21.5度・湿度48%。
 女房の寝室は温度22度・湿度53%(22:10現在)。
外気温は11.5度・湿度93%である。

「新換気SA‐SHEの家」は本当にすばらしいと思う。
 


                          松井 修三

2012年5月26日17時06分

住み心地を最高の価値とする家


 N邸の地鎮祭が、東京都小平市にある「住み心地体感ハウス」
から歩いて3分のところで執り行われた。N邸は農地の一角に建つ。
 この辺りを散歩していていつも思い出すのは、国木田独歩が
「武蔵野」で述懐している「武蔵野の美今も昔に劣らず」の一語
である。

 昨日の小平市の天候は、テレビニュースに取り上げられたほどの
雷雨に見舞われた。しかし今日は一転して見事な五月晴れで、緑は
眩いばかりに輝き、バラは真赤な花を咲き誇り、そよ風と鳥たちが
嬉々としてたわむれていた。

 独歩が愛でた武蔵野の風景よりもはるかに鮮やかな色合いであり、
参加者の心に忘れ難い感動をもたらした。

 体感ハウスの周りに、また一棟、住み心地を最高の価値とする家が
建つ。実にうれしい限りである。


                          松井 修三

2012年5月26日17時04分

決めては「空気の違い!」


 今日は世田谷区八幡山でH邸の上棟が行われた。
天気予報は、午後から雷雨や突風に注意と呼び掛けていたが
幸い穏やかな天候に恵まれ見事に棟が上がった。

 Hさんご夫妻が交々語ってくださった。
《この近くには住宅展示場がとても多いのですよ。
以前の家は父が大切にしていたものですから、最初はリフォームを
考えたのです。建て替えると決めてから、営業マンさんと顔見知りに
なるぐらいあちこちの住宅展示場へ何度も通いました。
メーカーさんの見学バスツアーに何回か参加したりしたのですが、
何かもう一つしっくりとくるものがなく迷い続けました。
ようやく、換気が自慢のPホームかなと決めかかって実際に住んで
る人の家の見学会に参加したときのことです。

 調度雨上がりの日だったのですが、中に入ると空気がモワーッと
して湿っぽく、土の臭いがしていたのに驚きました。
「これって、外の空気がそのまま入ってきているの?」
この空気感には耐えられないと思いました。
よく聞いてみると、床下から外の空気を取り込んでいたのですから
当然です。2階の若夫婦の話では、冬は寒くてしようがないから床
暖房でも入れようかと思うというのを聞いて、これは止めておこう
と思いました。

 それから本を読んでみようと思うようになり、買ったのが松井さん
と久保田さん、そして近代ホームの松本さんの「赤レンガの家」の本
でした。両社のホームページもよく検討し、まずはじめにマツミハウ
ジングに行くことにしました。

 事務所に入った瞬間に、私たちは同時に感じたのでした。
「うわーっ、空気が気持ちいい!これまで見てきたどの家とも、
とくにPホームとはまるで違う!」って。
そのときはっきりと「空気の色がきれい!」って、不思議な感動
を覚えました。
勉強会は地下室で行われたのですが、人が大勢いるにもかかわ
らず、はじめから終わりまで空気が気持ちよくて、勉強会が終わ
るときには、私たちはマツミさんにお願いしようと決めていま
した。》

 私が、「それからがたいへんだったのでしょうね。顔見知りに
なられたぐらいの営業マンさんたちを断るのは」と聞くと、
ご主人が奥さんを見やって、「マツミさんの家は、私たちの感性
にぴったりきたのです。私たちはその感じを家族のために大切に
しようと決めたのです。ですからその後営業マンたちからさんざ
ん攻められはしましたが、その決断はいささかも揺るぎませんで
した。

 その後、打ち合わせでお邪魔するたびに、帰りの車の中で
「今日も空気が気持ちよかったね。自分たちの決断は正しかった」
と互いに納得し合っています。



                        久保田 紀子

2012年5月15日14時49分

岡山県の運船建設さん

「いい家」をつくる会/岡山県/運船建設さんの勉強会に昨日招かれた。
 会場の住み心地体感ハウスの目先のところには、ダイワハウスが堂々たる倉敷支店を構えており、その道路の反対側にはローコストが売りのエスバイエル・カバヤホームがあった。

 いま、家づくりのキーワードでもっとも注目されているのは、ダイワハウスが「新三種の神器」とする太陽光発電・蓄電池・HEMSを備えた「スマートハウス」と、「ローコスト住宅」である。いずれも、補助金とエコポイントがカンフル剤(駄目になりかけた物事を復活させるために使用される手段」)となって売れに売れている。

そのような環境にあって、「新換気SA‐SHEの家」にお客様の関心を惹けるのだろうか?

心配は杞憂に過ぎなかった。
予定通り満席となり、お客様はみなさんが熱心に聞いてくださった。
 http://www.unsen.jp/

 運船建設の社長である三好宏昌さんが創業者である父親から会社を引き継いだのは3年前だそうだ。息子に会社を託すに至るまでの親子の葛藤は半端ではなかった。匠である父親は、磨き上げ鍛え抜いた腕を誇り、材料の仕入れから造りの細部にもとことんこだわり、一切の妥協や横着を嫌い、より良い家造りを追及し続けていた。そんな父親からすれば、息子がどんなに努力しても物足りなく、歯がゆく思えてならなかったようだ。時には、父の全身全霊をこめた説教のあまりの鋭さと重みに、真っ向から相対する息子は気を失いかけたこともあるという。家づくりの心構え、精神の真髄を伝え尽くして引退した父親は、その後は息子が相談しても「おまえの思うとおりにやればいい」とだけ答えるそうだ。

 「松井さんと私の親父は、仕事に取り組む姿勢がそっくりです。まあこの程度でもいいという手加減がないですから、周りにいる人たちはしっかり覚悟を決めないとついていけません」
そう言って笑った三好さんの笑顔に、これまでにも増して親しみと信頼を感じた。

 帰りの新幹線の中で三好さんの話を思い返し、わが身に当てはめてはいろいろと考えさせられた。小さな工務店主が、後継者を育て、「スマートハウス」や「ローコスト住宅」が乱立し跋扈する業界で、真に「いい家」を訴え、生き延びていくことは生易しいことではない。

 「新三種の神器」などと、アクセサリーにも等しいものに補助金をつけてもらって売りまくり、創業以来最高の利益を上げたと自慢しているサラリーマン社長とはわけが違うのだ。


                          松井 修三

2012年5月5日17時46分

スマートハウスは価値の錯乱

 本当に価値があるものを知らずして、家を建てるべきではない。

 5月4日の産経新聞/哲学者・適菜収さんの「素人の暴走と価値の錯乱」と題するコラムを読んでつくづくそう思った

 適菜さんが指摘するように、現代社会では業種を問わず、《本当に価値があるもの》」《偉大なもの》《美しいもの》は貶められ、《つまらないもの》《新奇なもの》《卑小なもの》が評価される傾向を強めているのは確かである。

 適菜さんは言う。 
 <こうした価値の錯乱の上に成立するのが《B層文化》だ。《B層》とは平成17年の郵政選挙の際、内閣府から依頼された広告会社が作った概念で「マスメディアに踊らされやすい知的弱者」、ひいては「近代的価値を妄信する層」を指す。そこでは大企業のエリート社員が、マーケッティングを駆使し、大量の資本を投入することにより、《B層》の琴線に触れるコンテンツを量産している。>

 そして、ニーチェの言う「畜群人間」がまさに「B層」であり、「真っ当な価値判断ができない人々だ」とし、「近代イデオロギーによる価値の錯乱」という問題に警鐘を鳴らしている。

 いまや住宅業界においても、「価値の錯乱」は目に余る状況だ。

 <太陽光発電+蓄電池+HEMS=スマートハウス=最高価値>であるとする目くらまし的な訴求が、鉄骨系プレハブメーカーに莫大な利益をもたらしているのは、まさに「住宅のB層化」のおかげ以外の何ものでもない。

 住み心地という住宅の根源的な価値をなおざりにし、電力危機と補助金に便乗してスマートハウスを売る、そんな価値の偽装とも言えるような家造りは頼まれてもしたくない。いや、してはならないことだ。

 代々にわたって、感謝され大切にされる本当の価値を、正直に具現化した家造りをしよう。


                          松井 修三

2012年5月4日17時43分

山口県下関市の寿工務店


 山口県下関の「いい家」をつくる会/寿工務店の乙部正美社長にお会いしてきた。

 最近、九州からの問い合わせが増えてきているので、寿工務店に活躍の場を広げて欲しくて相談に出かけたのである。
 昨夜は、住み心地体感ハウスで鹿児島のN邸を担当した高橋棟梁とお客様も加わり、久しぶりのふぐ料理のフルコースに舌鼓を打ちながら会談した。

 乙部さんの「いい家を造る」という想いの熱さには、いつも心打たれる。
 乙部さんは言う。
「私は、いいお客様と、いい大工・職人と、いい材料にこだわって、わが社の「分」に合った家造りをしたい。「分」以上のことはやりたくない。「こだわり」を失えば、量産ローコスト住宅と同じになってしまう。人と人との関係、相性を大切にする家造りに徹したい。何がなんでも寿工務店に造って欲しいと願われるお客様だけを相手にする。だから、いま以上に九州を攻める考えはない」とのことだった。

 傍らで棟梁がぼそぼそと言った。
「わたしゃ、社長が大好きだし、いまの家造りを本当に良いものだと思っていますから、泊りがけでどこまでも行きますよ」と。

http://ys-kotobuki.com/

 材料の仕入れ、倉庫の管理、整理整頓を自ら行い、自家栽培する野菜をお客様に配る。人の三倍も口うるさいが、人情に厚く、面倒見がいい。
そんな乙部さんの人間性に改めて魅せられながら、盛りだくさんの料理を堪能した。

 昼間は、源平合戦ゆかりの壇ノ浦に面して建つ赤間神宮で行われた「先帝祭」を、はじめから終わりまでじっくりと見物させてもらった。豪華な衣装をまとった太夫姿の女性が境内を練る「上臈(じょうろう)参拝」は圧巻であり、感動した。


                        松井 修三

2012年5月1日17時38分

「社長のように忠誠を尽くして仕事をせよ!」

 このようなことを言うと、反発を覚える人は多い。
「自分の会社でもないのに、なんで犠牲にならなくちゃいけないんだ?」という具合に。
しかし、「サムスン式仕事の流儀」は、このように考えてみよという。

 <「社長のように仕事をする」ことは、自分の限界を突破できるチャンスを提供してくれて、総合的な判断力や未来を見通すマクロ的な見方を育ててくれるすばらしい方法だ。「社長トレーニング」とは、「成功トレーニング」なのだ。

 つまり、社長のように仕事をするということは、「最高の仕事力」を身につけることを意味している。「社長のように」仕事ができれば、会社の発展だけでなく、そのプロセスで自分自身もさらにグレードアップすることができる。

 「社長のように仕事をすること」のもう一つのメリットは、逆境を乗り越える意志が育つことだ。
 社長は、けっしてすぐにあきらめたりしない。社員らの給料のため、自分の富と名誉のためにも、引き下がれない戦いをしているのが社長なのだ。

 とはいえ、社員の場合は厳密にはそれほど切羽つまったポジションにあるわけではない。会社がつぶれれば自分も職を失うとは考えるが、「まあ、他に行けばいいだろう」という思いが切迫感を弱めている。社長に比べればいとも簡単にあきらめ、仕事に食らいついたりしないということだ。
 それが社長の気持ちになって仕事をするようになると、仕事への態度そのものが明らかに変わってくる。「だめならやめよう」ではなく「必ずやってみせる」に変わる。>

 今日、三鷹市でM邸の上棟が無事行われた。

 Mさんは最初に、松井祐三著<だから「いい家」を建てる。>を読まれて勉強会に参加された。その後2冊の本を読み、マツミハウジングに依頼することを決断されたそうだ。

 お孫さんたちのためにもライトアップして差し上げたかったのだが、雨雲が接近してきていたので雨養生を優先させていただいた。マツミに頼んで正解だったとMさんに安心していただけるよう、みんな気合を込めてがんばろう!


 ※引用文中「自分の富と名誉のためにも」という言葉は、私は好きではない。「名誉」は大事だが「富」を同格にはしたくない。私の場合、「いい家を造りたい一念のためにも、引き下がれない」のである。


                          松井 修三

2012年4月30日16時43分

マツミで求められる「忠誠心」とは?

  「サムスン式仕事の流儀」(ムン・ヒョンジン/吉原育子訳/サンマーク出版)の中で、社員に伝えたく思ったところを抜粋する。
 サムスンが、社員を判断するときもっとも高く買っているのが「忠誠心」であるという。

 <サムスンは、なぜそれほど忠誠心を高く評価するのか。「会社で生き残るために必死な社員」を採用するため?全員を「昇進のためにへつらう社員」にするため?

 最大の誤解は、忠誠の意味を「上司個人の好き嫌いを満足させる行為」と思い込むことである。しかし、忠誠の本質というのは、個人を満足させる行為ではなく、「パターン化した自分の限界を破る」ところにある。

 どういうことか。忠誠心を示さない社員、つまり会社と自分を気持ちの上で分けている人は、与えられた枠の限界を越えられない。「会社は会社、自分は自分。上司は上司で自分は自分」という枠の中だけで成長しようとするのは、とてつもなく大変なことだ。この枠の中に閉じこもっているときは、自分の見方だけにしがみつき、何でもかんでも「これまでのやり方」で通そうとする。「いつものやり方」は創意的な自己啓発に決定的な弊害になる。

 忠誠とは、自分のやり方を捨てて、上司のやり方、上司が求めるレベルの結果を出すために、上司の視点・立場になることなのだ。

 自分の考えることなど、たかがしれている。だから、狭い自分の思考の殻に閉じこもるのではなくて、上司の視点に立って行動してみる。自分の内側の成長への刺激が尽きてしまったら、自分より優れている人の気持ちになって、そこから新たな成長への刺激を探し出すのだ。

 忠誠というのは、「個人の好き嫌いを満足させること」のように見えるが、実際、ほんとうの意味での忠誠は、どんな瞬間でも上司の立場になって、自分を成長させようとする情熱と言えるだろう。>

 マツミハウジングで求められる「忠誠心」とは、住む人の幸せを心から願うという信条を共通の理念として、日々成長への努力を怠らないことだ。

 そのような社員と仕事ができることほど、幸せはない。


                           松井 修三

2012年4月27日16時30分

もっともっと、「いい家」を造りたい!



 「いい家」をつくる会・栃木県のマーベルホーム社長・松本幹男さんが奥さんを伴って立ち寄られた。

http://www.marvelhome.com/


 すっかり元気になられ、とても大病した人とは思えない。
「あの頃に、ただひたすら念じていたことは、もっともっといい家を造りたい!ということでした」

松本さんの言葉に、奥さんが目をうるませた。
「主人にとって、家造りは天職なのだと思います。きっと神様がもっとお客様のお役に立つようにと、元気を取り戻させてくださったのでしょう。こんなに元気を回復できたのは、すべてお客様のおかげです。低価格の住宅販売が盛んになる一方で、しっかりした家を造りたいと、主人を全面的に信頼してくださるお客様がいてくださるのですから」

「そのお客様は、みなさんがマツミさんの勉強会に参加されています」

「ありがたいことです」

 松本さんと私の言葉がぴったりと一致した。

 家造りを天職とする人と語り合う至福のひとときは、あっという間に過ぎた。
松本さんと別れの握手を交わしているときに、専務から電話が入った。

「N様が大手ハウスメーカーを断わり、マツミ一本に絞ってくださったとのことです。」


                          松井 修三

2012年4月22日16時17分

「なんとしてもマツミの家に」



 勉強会にすでに2回参加されている奥さんが、ご主人とお父さんを伴ってやってこられた。
「なんとしてもマツミの家に住みたくて、二人の重い腰をやっとの思いで上げさせてきました」と笑われた。そのお二人が、初めから終わりまで大きく頷かれながらもっとも熱心に話を聞いてくださった。

 「なんとしてもマツミの家に」というオーラを発する方がもう一人いた。

 50年配の奥さんで、アンケート用紙の予算欄に「必要なだけ」と書き込まれ、「ローコスト住宅はイヤです」とはっきり言われた。その理由は、中身が画一的で均一であり、造る側の押し付けのかたまりのようだからとのこと。5年前に私の本を読まれ、その後改訂になるたびに買われて、「なんとしても」という思いを強めてこられたそうだ。
ようやく機が熟し、ご主人と妹さんを伴われて三人で参加された。

 このように、奥さんがしっかりと本を読まれ、積極的な場合にはほとんど成約になる。その反対の場合の確率は、半分以下となる。

 久保田紀子さんは、「肌と空気が合う家」の項でこのように書いている。
<感受性の求めに応じで造られた家は、必ず一家にとってこよなくフレンドリーであり続けるものだ。
 そのような家を手に入れるには、理屈や数値ではなく感受性を大切にすることだ。なぜなら、これから建てる家はどのような工法で建てるにしても国が定める省エネの基準に合うように造らなければならないから、一層の高気密・高断熱化を図ることになる。そうして造られる家は、寒い、暑いというストレスが少なくなる分だけ、気になることは暖かさ、涼しさが肌に合うかとか、空気がなじめるか否かというような極めて主観的なものにならざるを得ないからだ。

 すでに、わが国の先進の家造りは、肌と空気が合うか否かを問えるまでに進化している。つまり主観的な求めにも的確に対応できるのだ。それだからこそ、「いい家」を求める者にとって、大量生産販売される単なる箱的な家造りを選択することは極めて損なことになる。

 皮膚感覚と嗅覚は、感情や本能と深く結びついているから、その二つが不満足である家に住み続けることは、ストレスがたまり病気の引き金となりかねない。>

 新潟県「いい家」をつくる会の木下工務店社長・木下淳一さんも参加された。

http://www.sc-kinoshita.co.jp/

 木下さんは、手を掛け、手を尽くす家造りにおいて比類なき一徹者である。口数は少ないが、言葉は重い。透徹した心が発する一言、一言が心を打つ。会のセミナーでの木下さんの発言には、同志としての信頼の厚さをいつも感じ、励まされる。

 いい家を造ろうとする一念が強すぎるあまり体調を崩した時期もあったが、今日、久しぶりにいい笑顔を見せてくださった。

 「体調もすっかりよくなりましたから、これからがんばります」と力強く言って帰られた。


                          松井 修三

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