「いい家」をつくる会 会員コラム

2013年7月25日20時03分

員弁郡東員町N様邸お引き渡し


 「今のところの近くで考えています。息子達も近所でそれぞれ独立しています。
 今度の家はそんな訳で、みんな家族大勢が集まりホームパーティーが開ける、そんな家を造りたいのです。それと現在同居している家内の母親と、今は別れて住んでいます私の母親がいますので、いずれ一緒に寄せて生活したいと思っています。・・・」
 初めてのお出会いにこんな感じでご主人が言われた。
 ご一緒に新居のお土地を探すことになった。
 残念なことなのだが、途中奥様のお母様がお亡くなりになられ、しばらくN様とのお土地探しが中断になった。

 しばらくの月日が経った。
 再びN様ご夫妻とお会いした際、「気持ちの整理がつき、土地探しを再開しようと思い候補地を絞り込んできました。ぜひ建築される立場からも見てくれませんか。」と言われた。
 お土地が決まった。ご夫妻のご希望に叶う、居間から鈴鹿山系の山並みが一望できるロケーションが可能だった。
 ご家族一同が寄り合いホームパーティーがいつでも気軽に楽しめる、そんなセカンドリビングを2階に配したプランをご夫妻とともに設計した。
 N様ご夫妻のアイディアも満載である。
 そんなN様のご新居が完成し、先日のお引き渡しとなった。
 お引き渡し時も、軽く運転させた涼温換気の効果で心地よさ抜群。
 小屋裏で行われた取り扱い説明時の全員の笑顔がいまでも心に残っている。
 
 「住み心地」という心地良さのお引き渡しの思い出がまた一つ増えた。

                    株式会社マルカ 近藤元和

2013年7月20日23時23分

NHKテレビが紹介するエアコンの使い方


 今日のNHK番組「週刊ニュース深読み」で、熱中症が取り上げられた。

 梅雨明けが発表された今月6日以降、東京都内での熱中症による死亡者は60人となった。
 その内、少なくとも21人はエアコンがなかった。25人はあっても使っていなかった。

 街頭インタビューでエアコンについて聞くと、
 「体がだるくなるから」、「冷え症だから」、「好きじゃない」、「一人だから使うのはもったいない」という意見が多かった。まとめればエアコンは「寒い」「電気代が心配」ということになる。

 東京都健康長寿医療センンターの野本茂樹さんが、「家にいて熱中症にならないためには、エアコンは必須のアイテム」だと断言していた。
 そこでエアコンに詳しい筑波大学非常勤講師の北原博幸さんが登場され、こんなアドバイスをされた。

 <エアコンは「強風」で使う。そうすれば上と下で温度分布がついても均一になりやすくなる効果がある>。

 アパートの一室で実験したところ、「強風」運転にすると床上10センチで27.5℃。天井近くで28.1℃とほとんど差がなくなる。
 「弱風」運転にすると、部屋の中に対流が起きず冷気は床面にたまるという結果になった。
 北原さんのまとめである。
 <エアコン(出力2.2kW)の消費電力試算(電力中央研究所調べ)によれば、「強風」 455W、「弱風」 517Wと、「強風」の方が消費電力は低い。そして、エアコンからの吹き出し口の温度は「強風」が約22℃に対して、「弱風」は19℃と低い。
 よって「弱風」で運転すると、足元に冷気が滞留するだけでなく、電気代がアップすることになり損である。
 「強風」にすれば吹き出し温度が高く、「弱風」だと低いことが一般的に知られていない。
 エアコンの特性を理解してもらえれば、より省エネで快適な空間を得ることができる>。

 私は番組を見ていて気になったことがある。
 床と天井に温度差をなくすことは大事だが、強い気流が部屋中を駆け巡る状態で快適は得られるのだろうかという疑問である。
 「熱中症」は防げたとしても、強風のストレスで体調を崩す人が続出しかねない。とくに、幼児や主婦やお年寄りには問題だ。
 「省エネ住宅」、「スマートハウス」の掛け声のもとに、今、住宅は飛ぶように売れる時代だそうだが、それらの住宅の冷暖房の方法は、ほとんどが各部屋につけられたエアコン頼りである。
 奥さんがNHKテレビを見て、「そうだったのか」とガッテンし、「強風」運転を心掛けたとしたら、家族は何と言うだろう?

 エアコンによる冷房は同じでも、一台のダクト用エアコンを用いる「涼温換気の家」には、ストレスを感じるような気流がない。部屋の中にはエアコンがないので、どこで動いているのかを全く意識しないで済む。部屋だけではなく家の中は、一階、二階を問わずほとんど同じ快適空間となり、ランニングコストも安くて済む。
 大概の家は、エアコンをかけた部屋だけが冷房になって、廊下に出れば暑くて、トイレの中で汗が噴き出し、二階の部屋はどこも暑い。だから、大手ハウスメーカーの中には、エアコンをつける前に、まず窓を開けて熱を追い出すようにアドバイスするところもあるようだ。省エネのためにと、風通しを勧めるメーカーもある一方で、エアコンを外出先からスマホで操作できることを売りにするメーカーもある。

 わが国は、技術的にはエアコン先進国でありながら、住み心地の向上に役立てる術を知らない。
 松井修三さんは言う。「住み心地を究めると、エアコンの使い方はこうなるという答えが涼温換気の家です」と。

 熱中症を心配することなく、「涼」を楽しめる家を体感に、ぜひ一度いらしてみてください。
                          久保田 紀子

2013年7月20日21時00分

心を高める 経営を伸ばす



 この17日と18日の2日間、横浜にて開かれた盛和塾世界大会に出席した。
 そして19日には急な訪問にもかかわらず松井会長のところで体感ハウスの今の住み心地を改めて案内して頂いた。

 始めに盛和塾とは京セラの創業者で名誉会長の稲盛和夫氏を塾長とする経営哲学の学びの道場である。
 日本航空を奇跡のV字回復させ、3万人の社員の雇用を守り、生きいきした社風に改善、さらに成長路線を作り上げたことでも塾長は知られている。

 今年の出席者は4300名を超えた。
 3階席までほぼ満席の中、2日間の学びであった。

 夜の懇親会では久しぶりに逢う塾生と挨拶を交わし、近況を語り合った。
 ニューヨークやシカゴでの勉強会でお逢いしたアメリカ塾生の方も多くいらっしゃっていた。
 大会では盛和塾での学びをどう生かし、何を実践し、どう会社が変わって行ったかを2日間にわたり、8名の代表者による経営体験発表は迫力があり素晴らしい努力と創意工夫の日々に満ち溢れ、涙が出るほどの感動を何度も味わった。

 そして毎年この会場の中にあるすごい熱気とエネルギーを自分の体の内部までどんどん落とし込んだ。
 年商何十億、何百億の会社経営者が多いが、塾生同士皆謙虚である。

 塾長も常におっしゃっている。
 「いい時ほど謙虚でなければならない。それは神様がくれた試練なのだから」と。

 この燃えている時に松井会長に会いたくて、そしてマツミの体感ハウスの空気を感じたくて、19日に訪問させて頂きました。
 突然にもかかわらず会長と久保田紀子さんのお二人でずっと案内して下さいました。
 何度か体感ハウスにはお邪魔しているのだが、今回程新鮮に感じた事は無かった。
 そこにはお客様に対する会長の、又マツミハウジングの社員の想いがいっぱい入り込んでいる事に気づかされた。
 思いの強さのレベルに頭が下がる。
 同時に自分が恥ずかしくなった。
 体感ハウスの隅々まで気配りされている事が今回になってやっと気がつく。
 遅ればせながら帰ったらさっそく改善しますと会長に申し上げた。

 会長と久保田紀子さんは終始にこやかにいろんな話をして頂いた。
 そして稲盛和夫塾長の著書、「生き方」を読んだと言われ、しばらく塾長の話となった。

 その時の写真をあげさせて頂きます。

                  平澤建築事務所 平澤 政利

2013年7月18日22時21分

進化する勇気と決断

 今夜9時、外気温度は26度。家の中も26度。しかし、快適さは別世界だ。その訳は、湿度にある。外の湿度は88%、絶対湿度22g/m3。家の中は、57%、絶対湿度14.5g/m3。夕方猛烈なにわか雨が降って、湿度が一挙に上がったのだ。
 犬の散歩で噴き出た汗が、玄関を入った途端に消えてなくなるような感じがする。「涼温換気の家」のすばらしさを感じるたびに、「ソーラーサーキットの家」からの進化の過程を思い出す。
 これは、「思ったこと、感じたこと」の第135回「ダーウィンの法則」に久保田紀子さんが書いたものである。

 <「いい家」をつくる会/大阪の「大成」さんの勉強会に招かれた。
 新規のお客様だけではなく、「ソーラーサーキットの家」にお住いの方も数組参加されていた。本を読まれ、「外断熱二重通気工法」が最善であると信じて建てられたお客様方を目の前にして、「涼温換気の家」をお勧めすることは、話しづらいものがあった。
 しかし、数組のお客様が帰り際に「ぜひとも建てます」と言ってくださった。

 「新換気SA-SHEの家」へと進化するとき、今は亡き小倉会長さんは大いに迷われたようだった。
 「ソーラーサーキットの家」に住まわれたお客様が満足されていて受注も順調なときに、通気工法を否定する提案に接したのだから小倉さんだけでなく大半の会員さんが戸惑ったのは事実である。
 小倉さんとは、電話でずいぶんやりあったものだ。いま、お客様からの問い合わせはすべて「涼温換気」になっているということを、小倉さんは天国でどんなお顔で見守られているだろうか。

 「大成」の中川社長さんが言われた。
 ダーウィンの法則によれば、環境の変化に合わせて賢く進化するものだけが生き残ることができる。であるとすれば、東日本大震災によって引き起こされた電力事情の大変化に的確に対応し、エアコン暖房に革命的な快適さをもたらした「涼温換気」は、自信を持ってお勧めしたいと。

 松井さんは、常に「これでいいのかな?もっといい方法はないのかな?」と考え続けて止まない人だ。センターダクト方式による「涼温換気」のアイディアを生み出すに至るまでのエピソードを、今夜、中川社長、西村専務さんとご一緒に聞いたのだが、三人ともその効果、効率の良さを知っているだけに真剣だった。
 「涼温換気」を一人でも多くの方に知っていただきたい、そのためにはどうしたらよいのか、閉店の知らせが残念に思えるほど話しは盛り上がった。>

 進化するには社員・大工・職人・「いい家をつくる会」、そしてお客様の理解と支持が絶対に必要だ。私には、「この進化はお客様に必ず喜ばれる」という確信があった。だから、「大成」の小倉会長をはじめ関係者を説得できたのだ。大変な勇気と決断を必要としたのだが、今夜も、それが正しかったと実感した。
                          松井 修三

2013年7月14日21時01分

目には見えない価値に賭ける

 今日の東京勉強会も盛況だった。みなさんが熱心に聞いてくださったのでとても話しやすかった。
 松井さんの話の後で、お客様から拍手が起こった。

 午前中には、東京都八王子市に建てられるSさんからご契約をいただいた。
 Sさんは、ご主人が28歳、奥さんが27歳とのこと。
 「お若いのでご両親が心配したのではないですか?たいがいの親は、工務店より大手ハウスメーカーを選ぶべきだと言うようですが」と、松井さんが質問した。
 「そのとおりでした。いろいろと言われました」
 「どうやって、ご両親を説得したのですか?」
 「本を読んで納得したからだと」
 「『そんな本は当てにしてはいけない』と言われませんでしたか?」
 「言われました。でも、私たち夫婦は、住み心地のいい家に住みたいと一貫して願っていました。その願いを叶えてくれる造り手はマツミさんより他にはありませんでした。予算的には他よりも高かったですが、長い目で考えれば逆に安いのではないかと考えました。でも、住み心地という目には見えない価値にかけるのですから勇気がいりました」
 「Sさんと私とでは年齢差が46歳ありますね。Sさんが私と同じに74歳になられた頃、『ああ、いい家だ。46年前の決断は正しかった。それにしても、46年前にマツミハウジングは、こんな素晴らしい住み心地の家を造るしっかりした技術をよくぞ確立していたものだ』、と感心していただけると確信しています。20代という若さで、よくぞ住み心地に賭けられましたね。きっと、ご両親もそのうちに納得してくださることでしょう」。
 松井さんは心から嬉しそうに話された。
                           久保田 紀子

2013年7月12日18時36分

うわーっ、涼しい!涼温換気の家

 本日、東京都狛江市でN邸のお引き渡しが行われた。
 ご主人は海外出張中のため、奥さんが生後2か月の赤ちゃんを抱っこしてやって来られた。最初に家の外側をご覧になられて、エアコンの屋外機がたった1台しかないことに驚かれた。
 「普通は4から5台は置いてありますよね」
 奥さんは、これで本当に涼しくなるのだろうかと心配になられた様子だった。
 玄関を入ると、
 「うわーっ、涼しい!」
 奥さんは、「涼温換気」の快適さを実感して歓声を上げられた。
 「たった1台のエアコンで、こんなに涼しくなるんですね」
 お引き渡しの書類説明をする間、赤ちゃんは気持ちよさそうに眠っていた。

 近くに住まわれている、ご両親がやってこられ、「この家は魔法のような家だね。この暑い盛りに、部屋にエアコンがないなんてとても信じられない。息子は、建築関係の仕事をしているからこんな家を手に入れることができたのだろうね」と、しきりに感心されていた。

 近所には、新築したばかりの家が数軒建っている。どの家も窓をあけたままであった。
 外気温36度、湿度75%のうだるような暑さを思うと、窓を開けないで快適さが得られる「涼温換気の家」のすばらしさがよくわかった。
 Nさんには、5歳になる長男をはじめとして3人のお子さんがいらっしゃる。子育て真っ盛りの奥さんにとって、この家は何にも増して励ましになることだろう。
 私が子育てをしていた家では、夏には長男がひどいあせもで、冬には長女がしもやけで、さらに喘息やアトピーでさんざん悩まされたものだった。主婦にとって、住み心地が良いと言うことほどうれしいことはない。
 「涼温換気の家」36棟目のお引き渡しに立ち会い、「住まいとは幸せの器である」というマツミの家づくりの進化の正しさをつくづく実感した。
                           久保田 紀子

2013年7月12日18時27分

この伝えたい気持ち



 7月14日(日)にW様邸の完成内見会をさせて頂きます。
 さらにW様のご厚意により、明日には居間にソファーが、食卓にはイスも入る。奥様は花も飾りたいと言って下さる。本当にありがたいことです。

 W様はさらに
 「私達も今までいっぱい見せてもらいました。それは言葉を超える参考となりました。だから、自分達の出来る事は協力させてもらいます。」
 と感謝にたえない言葉を頂いた。

 今まで内見会をさせていただいた多くのお客様にも同様の事をおっしゃられ、とてもありがたく思う。
 本来プライベートの家を、この様に見せたくないのが普通のはずです。ですから地図の公開は行わず、お申し込みの方へのみのご案内としています。

 完成して間もなく、全熱交換換気システムの運転と涼温換気のスイッチを入れた。
 まだ、わずかな日数しか経っていない。

 確信があると言いながら、家の中の空気の“質”に興味津々で玄関を開け中に入った。
 それはひとこと、
 「何て気持ちいい!!」
 清涼感あふれる爽やかな空気。
 文章ではうまく書けない。

 さらに奥へと進む。
 居間から離れたおじいちゃん・おばあちゃんの部屋も同じ温度と湿度の爽やかさである。
 これはセンターダクトにさらなる工夫を施し、完結したものであり、完璧と言いたい。
 もちろん2階のそれぞれの部屋もうまくバランスが取れており、1人でうんうんとうなずいて廻った。

 充填断熱と外断熱の住み心地に関する大きな違いを説いた「『いい家』が欲しい。」の本の原点から、この涼温換気にまで進化させたセンターダクト換気・SA−SHEの家。
 一筋縄では来れなかったはずのこの空気に、熱い情熱をもって取り組んでこられた松井修三氏に、改めて感謝と敬意を表したい。
 そして一筋に取り組んでここまで来た、我々平澤チームの内部のパワーにありがとうです。

 トップランナーを謳っている大手メーカーの家。
 そして涼温換気・SA−SHEの家。
 住む人から見てどちらがレベルが上かを投票したらと考えると面白い。

 それぞれの住みごこちを知った人が一票ずつ入れたら、
 今の日本(世界)では、これを超えるものは私の知る限り無いと言い切れる。

 ソフトで爽やかです。

 これ程までに自信を持って言えます。
 平澤政利を信じて見に来て下さい。

                  平澤建築事務所 平澤 政利

2013年7月10日22時35分

「におい」の悩み

 読売新聞の6月29日「人生案内」に、夫婦二人暮らしをしている妻が、定年退職した60代の夫の加齢臭の悩みについて相談を寄せていた。このところのように、高温多湿な日が続くと、奥さんの悩みは深刻さを増していることだろう。

 回答者は精神科医の野村総一郎さんである。
 「むむっ。加齢臭問題・・・。これは近頃何かと話題を集めていますよね。社会問題というと大げさですけれど、中高年男性の最大関心事の一つかも」という書き出しだ。
 野村さんは、「もともと優しいご主人が(臭いと指摘されると)キレるなんてよほどのこと。これはプライドを傷つけられるためではないでしょうか?
 「くさい」「くさい」としょっちゅう言われたのでは、やはり傷つく。男はこういうことにナイーブなのです」と、ご主人の心の内を奥さんにわからせつつも、これだという解決策は提示できなかった。

 私の女房もこの相談者と同様に、枕カバーを取り換えに部屋に入ってくるとよく「くさい」と言っていた。それが、換気経路が逆転した「センターダクト換気」にしてからは、まったく言わなくなった。
 「最近、においが気にならなくなったわね。若返ったのかしら?」
 このセリフには吹き出してしまった。

 実は、女房の寝室には、以前は愛犬ななのにおいがあった。
 「臭い」と指摘すると、彼女は「臭くない」と言い張っていた。明らかに、ななへの愛情がにおいを鈍感にさせていたのだ。
 においの専門家に言わせると「臭気が存在してもその人が不快感や嫌悪感を覚えなければ悪臭にならない」のだそうだ。
 いや待てよ。であるとすると、私の部屋で彼女が「におい」を嫌がっていたのは、私への愛が薄らいでいた証ではなかったのだろうか?

 いずれにせよ、「におい」の悩みは、涼温換気(センターダクト換気)で薄らぐことだけは確かである。
                          松井 修三

2013年7月10日18時25分

社員の心

 私はやかましい位家づくりに対して自分の思いを周りに話す。
 一番近く人いる社員には日々強く言う。
 始めの頃は大変だと思う・・・。
 家づくりは私の生き方そのものです。
 平澤建築事務所の社員もいい生き方は正道である。
 見て下さい。だからいい顔の社員です。

 進むべき道、方向とフィロソフィーの共有は不可欠と考えます。
 さらに広げて、職人に対しても親方に対しても、その考え方をわかってもらうべき努力は、多くの時間を費やしても一体化しなければならない。
 そして全ての人たちの思いが行動と結果を出し続ける事になるまで、厳しく、又粘り強く皆を信じてやっていくだけです。

 社員を大事にする思いがベースに広くある事が大前提であることは言うまでも無い。
 リーダーは社員から、又職人からも惚れ込まれる心と行動力でなければ事業は継続されない。
 小善ではなく大善で生きる。
 質の高い社員からでなければいい家はつくれない。
 全てはチーム力です。

 そのフィロソフィーには厳しさの中に必ずロマンがなくてはならない。

                 平澤建築事務所 平澤 政利

2013年7月8日08時34分

猛暑でも快適



 「毎晩よく眠れません」
 「うちも同じですよ。布団は干さないと湿っぽくて気持ち悪い。でも、乾すと熱くてたまりません。こうなると悪循環です」。
 今日の勉強会でお客様方は暑さの悩みについて、意気投合されて語り合われていたがその悩みは深刻そうだ。
 「無垢の木と漆喰で造れば解決するという人もいます」
 「マツミさんのようにおおげさに機械換気に頼るのはよくない。あれでは停電した場合、最悪になりますよ」、と住友林業の営業マンに言われたと話される人もいらした。

 体感ハウスにご案内して、絶対湿度を測れる測定器で内外の状況をご説明した。
 「今日の暑さを不快に感じる最大の原因は、絶対湿度が高いせいです。はかってみましたら外は18グラム、それに比べて中は11グラムです。もし、高気密に造っていないと、外の湿気が中と平衡状態になるまでどんどん家の中に侵入してきてしまいます。冬の乾燥時には、中の湿気が外に出て行ってしまいますから中は乾燥がひどくなります。
 それらの悩みを解決できるのは、高気密という技術です。高気密にするからには、機械換気がないことには空気の入れ替えができません。高気密と機械換気は、高気密と高断熱が車の両輪であるのと同じ関係にあります。ここが、一般的に理解されていないし、ハウスメーカーは知って知らないふりをしているのです。住宅展示場で、この関係について教えてくれるメーカーはごく少ないでしょう。

 自然素材は、空気の入れ替えはやってはくれません。自然換気では、湿気問題は解決できないのです。自然素材を使えば、機械換気は要らないと言うとしたら、科学の否定となりウソになります。停電したら・・・、その時は窓を開けることです」
 若い主婦の方と、高齢のご夫妻が「納得できました。何よりも、この家の感じがすばらしい。こんな家に住みたいと思います」と笑顔で言ってくださった。

 午後5時15分、体感ハウスの一帯ににわか雨が降った。
 ものの5分程度で上がったが、辺り一面にカビ臭い生暖かな空気が漂った。通気工法、「風の抜ける家」にとって最悪の状況だ。このようなときに、私は「ソーラーサーキットの家」を「SA‐SHEの家」に進化させる必要を痛感する。
 「ソーラーサーキットの家」にお住いの方々にお願いしたい。このような気象状況のときは、ダンパーは閉じ、小屋裏ファンを止めてエアコンを使われることを。

 測定器は外で相対湿度93%、温度30度、絶対湿度25グラムを示した。このときの「涼温換気SA‐SHE」の体感ハウスの内部は、相対湿度59%、温度26度、絶対湿度12グラムという別世界の快適さだった。
                          松井 修三

2013年6月28日21時29分

N様邸上棟に思う

 

 N様邸は本日、棟が上った。

 写真でも分る様に、南東に開けたロケーションに建つ家である。
 正面は鳥屋野潟であり、そこにある県立公園は憩いの場になっている。
 ビッグスワンが目の前に感じ、その中央辺りから朝日が昇り、それを居間・食堂・厨房から眺めながら生活をする。
 更に夕日まで気持ち良く感じる土地である。

 この土地に何度も足を運ぶ。
 これは私の設計の原点である。
 敷地を読む、つまりその土地の持つ魂をどう感じ取るかである。
 土地と会話する。
 その中で周りの環境(隣家等)とどう共調し合いながらN様の強い要望をプランに表すかである。
 そしてエレベーションと行ったり来たりして落し込んで表現して行く。

 1棟の家は周りから見れば地域であり、街並となる。
 いい街並は、クライアントの考え方と設計者の行くべき方向で出来上がって来るものと考える。更に広く言えば地域協定とか景観条令などの法的な導きもあるが、基本は施主と設計者だと思う。

 我々にはCDエアコンを持つ、センターダクト涼温換気という、すばらしい温熱環境を既に持っている。
 設計者は誠意と自信と確信の中で、知識と心を高め、さらに勇気を持ってクライアントを導いてあげなければならない。

                   平澤建築事務所 平澤 政利

2013年6月27日20時27分

奥様が美しくなる家

 家が完成する。
 そして、ご家族が入居する。 生活が始まる。
 完成まで、打合せを集中されたであろう、間取り、素材、設備、デザイン等の中での、新しい生活のスタートである。
 「思い通りの家が出来た。」
 又は、「ここはもっとこうすれば良かった。」などを感じ、生活される事でしょう。
 少なからず、誰でも感じる事と思います。
 その時から、「一般的」の家では、空気の淀みを感じて来る。
 生活の匂いが気になる。
 又、暑い、寒いの温度のムラが不快と感じる。
 じっとりした高い湿度が気になる。
 そこで、窓を開けだして、外気を流して爽やかにしたくなる。
 しかし、必ずしも思った住み心地には程遠い。
 その生活が、どんどん続く。
 不満とも諦めともつかない気持ちとなる。
 そして、それが将来に渡りずっと続くのである。
 もちろん、設備をスポット的に設けて、部分改善はやって行くかもしれないが、
 家一棟丸ごと改善は難しい。
 このご家族の内面が活性化するだろうか?
 たぶんしないだろう。
 この「奥様が美しくなる家」と、自分が確信し始めたのは随分前からである。
 家づくりの打合せに来られる時は期待があると言いながらも、
 心理的に満ちている時ではないかと思う。
 中には多くのメーカーを見て、廻り疲れ切って来られる方も少なくない。
 それが、工事完了、そして入居。
 お引渡し後、何度か訪問する。
 そして、その後、半年、一年と過ぎて、街でばったりお会いしたり、
 又、ご自宅に寄った時にお会いする。
 必ずと言っていい程、
 「奥様は美しくなっている」
 自分なりに何故なんだろう。と考えた。
 そして、答えが見えた。
 それは、清涼感の住み心地のいい家に住んで、体の内面から活性化され、それが顔の美しさと自然的に繋がる事であると考えた。
 しかし、ご主人は、そのわずかな美しさへ進化に気づかれていない。
 それは1日ほんの数mmの毎日の変化だからだろう。
 まさに、カネボウ・資生堂でも、この健康的な美は我々に脱帽のはず。
 ずっと温めて来たこの言葉を表に出します。

 奥様が美しくなる、楽しい家!!

                   平澤建築事務所 平澤 政利

2013年6月23日21時26分

松井氏・久保田氏


 会場となっているサンウィング横越は「いい家」をつくろうと、熱い空気に包まれていた。
 これから家づくりを進められる方、そして既にSA−SHEの家にお住まいの方で満席となった。
 松井会長も話に力が入っているのが伝わって来た。
 私共も、定期的に勉強会を行っており、皆様方は温熱環境への高い知識を持った上での参加である。
 その中の1人、松井修三氏の大ファンであり、SA−SHEの家を兵庫県で建てられ、実際に住み心地を楽しまれている、兵庫県からの参加者、山本様がいらっしゃった。

 「この家は住んでいる人同士が仲間になれる」と言い、さらに、「それをつくっている人達とも仲間になれる。」とおっしゃって下さる。
 そして是非、一度、平澤と直接会って、SA−SHEの家を語り合いたいと、前日の夕方に来られ、語り、大いに盛り上がった。
 大きな病院の院長でもある山本様は、この素晴らしい住み心地は、「もっともっと広く知ってもらうべきである。」と繰り返し、力説していた。
 セミナー終了後、飛行場までお送りし、お帰りになられた。

 セミナー終了解散前に、出席者の方にとって平澤の締めの挨拶よりもっと聞きたいであろう、
実際にSA−SHEの家に住まわれている方々の感想を一言ずつ述べて頂いた。
 皆様その住み心地の良さをそれぞれ具体的に話しをされた。
 参加者にとっては、ひょっとしたら、サクラでは無いかと思わせる程、有り難い事をおっしゃっていただいた。
 思わずホームページをご覧になられ申し込まれた方々であることをお伝え申し上げました。
 今日の参加者にとって、役に立つセミナーであれば大変嬉しく思う。
 本日は、ありがとうございました。

 尚、松井会長もセミナーの中でおっしゃっておりましたが、新潟県では3社、木下工務店、高橋木工所、そして平澤建築事務所が「いい家」をつくる会の会員としてこのSA-SHEの家づくりに取り組んでおります。
 さらにこの家づくりに関して皆様方のご相談をお待ち申し上げております。

                   平澤建築事務所 平澤 政利

2013年5月7日22時12分

スマートハウスは幸せか?

 住み心地の悪い家に住むのは、足に合わない靴を履き、体に合わない服を着るようなものだ。
 終の棲家で、そんな我慢を強いられるのは惨めではないか。

 住み心地の良い家は、住むことが楽しくなり、喜びとなる。
 住む楽しみ、住む喜びは、生きる喜びそのものだ。
 家を建てるに当たっては、それを味わえる人生と、味わえない人生とを想像してみることが大事なのだ。

 スマートハウスは、住み心地を問題にしていない。
 「太陽光 稼いだ金は 病院へ」
 そうなる日は、遠くない。
 病院のベッドに寝かされスマホで電気量を見て、あなたはどんな幸せを感じるのだろうか?

 今日小平市で地鎮祭を行ったUさんは、スマートハウスを勧める大手ハウスメーカーを断って、「涼温換気の家」を選択された。
                           松井 修三

2013年5月4日21時11分

人生の充実度


 今日は午後からずっと書斎で過ごしていた。
 カメラの位置のソファーに座り、音楽三昧にひたった。
 バング&オルフセン(B&O)のCDプレーヤーの魅力は、6枚のCDが見える形でスタンバイしているところにある。
 デンマーク製のこのオーディオについて、ウィキペディアの説明を一部引用したい。
 <B&O社は、デンマーク北西部のストルーアで、ピーター・バング(1900年〜1957年)と彼の学生時代の友人 スヴェン・オルフセン(1897年〜1949年)と共同で設立、1925に創業した。
 バング&オルフセンの製品の最大の特長は、デザインが非常に優れていることである。先進的な機能および操作性と融合したそのデザインは、オーディオにおけるインダストリアル・デザインの代表的存在として高く評価されており、(中略)製品の音質や画質も非常に優れている。
 特にスピーカーの分野においては、独自の特許技術を駆使したD級アンプを内蔵、低音アダプションおよび調整技術、独占使用権を有するサウンド分散特許技術などが駆使されており、業界最高峰の音響性能を誇る。>

 それぞれのCDは、出番が来るとステージに登場したスターのようにスポットライトを浴びる。そして、演奏者が深呼吸をするかのようにしばしの静寂を置く。この「間」がなんとも言えなくいいのだ。
 次の瞬間から、「業界最高峰の音響性能」に脳が酔いしれることになる。
 声域が3オクターヴのさらに上のF6に及ぶというサラ・ブライトマンの歌声。スモーキーボイスとも言われたジュリー・ロンドンのハスキーな歌声。
 パーシーフェイス楽団の艶やかな弦の響き。フリオイグレシアスの熟したマンゴのような歌声。バックに彩りを添えるパーカッションのセクシーな響き。
 今日の極めつけは、オランダを代表するジャズピアニスト、マーク・ヴァン・ローンを中心としたヨーロピアン・ジャズ・トリオの演奏。アルバム「風のささやき」を聴きながら窓から見える木々の葉のゆらめきにうっとりする。
 「幸せだなー」と、心底から思う。

 茂木健一郎さんは、「すべては音楽から生まれる」(PHP新書)に書いている。
 「音楽から得られる喜びは、生物としての基本的、本能的な喜びの回路と共通している」とし、さらに、「私たちは、音楽の前で、自らの人生の充実度を試される存在なのだ」と。
                           松井 修三

2013年4月29日21時49分

2才の子が感動する家

 大工の小日向さんが、2才になる長女の茉琉(まる)ちゃんを連れて集金に来た。
 茉琉ちゃんは玄関を入ってしばらくすると、にっこりと笑顔をつくって「この家、おじいちゃんとおばあちゃんの家とおんなじだ」と言ったそうだ。
 その言葉の真意について、昼食時に話題になった。
 同じ年頃の娘を持つ専務の松木が言った。
 「何かを見て同じだと言ったのではなく、感じたままを言ったのがよく分かりました。それだけに驚きましよ」
 新人研修中の河村が尋ねた。
 「同じと言いますと、おじいちゃんおばあちゃんの家もマツミで建てたのですか?」
 「そうなのだよ。6年前に小日向さんが大工として腕をふるってね」
 「でも、この事務所は違いますよね」
 7月に奥さんが出産予定の後藤が言った。
 「茉琉ちゃんは、大工の腕前や内装などを観察して言ったのではないよ。雰囲気、いや違うなー、空気の感じなのかなー?」
 何を感じて言ったのだろうか、私も考えてしまった。

 夕方、久保田さんから横浜体感ハウスに来られたお客様の報告が入った。
 「午前と午後のお客様とも、空気の感じをとても気に入られて、次回の勉強会に参加されることになりました」。
 そこで、感想を求めてみた。
 「2才のお子さんがですか!」と、久保田さんは驚きの声を発した。
 「感じるものが同じだったのでしょうね。手を掛け手を尽くして造られた木の家だけが持つ温かみ、優しさを感じたのでしょう。
 赤ちゃんを連れて体感に来られるお客様からも、それはよく言われますからね。それと、みなさんの歓迎ぶりが、おじいちゃんおばあちゃんの家に行った時と同じに感じたともあるでしょう」。

 いろいろと考えてみたが、私には真意は分からずじまいだった。一つだけ確かなことは、茉琉ちゃんの感性がすばらしいということだ。
 ぜひとも小日向さんにも「涼温換気の家」に住んでもらいたい。
                           松井 修三

2013年4月6日22時47分

大工さんになる夢


 一昨日は、東京都狛江市でN邸の上棟が無事行われた。
 二人のお子さんの手をつないだ奥さんのお腹の中には、来月出産予定の赤ちゃんがいる。同居されているNさんのご両親も参加され、思い出深い上棟式となった。
 Nさんはこんな話をされた。
 「私が中学生の頃、わが家では増築が行われました。そのときの大工さんの働く姿がかっこよくて、学校から帰ってきて眺めるのがとても楽しみでした。
 私も大工さんになろうと本気で考えたのですが、いまは大手ゼネコンで働いています。木造は分からないのでマツミさんにすべてお願いしているのですが、私の夢を棟梁の西村さんに代わって叶えていただけたらとてもうれしいです。
 どうぞよろしくお願いいたします」。

 短い話だが、参加者全員の心にしみた。精一杯、ご期待にお応えしよう。

 今日、横浜事務所で、神奈川県厚木市に建築するO邸の契約が行われた。
 マツミの家にたどり着くまでのいきさつを奥さんが笑いを交えて話してくださった。
 「今の家は築30年近くになるのですが、あちこち傷みが目立ってきて、それを気にしていると屋根屋さんとか塗装の業者さんが以心伝心のようにピンポン、ピンポンとよく訪ねてきてくださるのです。
 ちょこちょこいじっていても仕方がないと、思い切って建て替えを決心しまして住宅展示場を回って歩くことにしました。いま住んでいる家の悩みは、ヒュウヒュウと風の音が聞こえるほど隙間の多いこと、だから寒くてたまらない。ピカピカのキッチンセットの前に立つとそんなことはすっかり忘れてしまい、まるでもう自分の家が出来上がったような気分になって、うれしくなって撫でまわし、舞い上がってしまいました。
 Hハウスの営業マンと気が合って、二度目の訪問を受けた時は模型を持参され契約の話にまで進んでしまいました。
 主人はこの通り無口な人ですから何も言わなかったのですが、息子が心配しましてね。なんぼなんでも話の進み具合が早過ぎていないかと言うのです。
 自分が今、ある住宅本を読んでいるから、その本が読み終わるまで待っているように強く言われました」。

 その後を、31才の息子さんが引き継いで言われた。
 「母親の舞い上がり方は普通ではなかったので、以前新聞の下段に小さく出でいた広告を思い出し、本屋に行って<いい家が欲しい>を買ってきました。読みながら、母親がかき集めてきたハウスメーカーのカタログと照らし合わせ、構造・断熱・換気・冷暖房の方法をチェックしていったのです。
 これは、鉄骨。これは、グラスウール。これは外断熱と言ってはいるが腑に落ちない。換気のところはほとんどが落第。住み心地を求めるなら、マツミハウジングしかなさそうだ、とわかったので両親と一緒に勉強会に参加することにしました」

 再び奥さんが話された。
 「いやはや、すべてが目からうろこでした。最初に家に何を求めますかと聞かれたのに驚きました。それが分からないまま住宅展示場へ行ってはなりません。行けば頭の中が真っ白けになって、行き当たりばったりの営業マンのとりこになってしまいます。
 松井さんのお話は、私の心理を完璧に見抜いていたようですね。おっしゃるとおりだったのですから。
 それにしても、ハウスメーカーさんの営業は凄いです。いや、すごいなんてものではなく、恐ろしいとさえ感じました。あんな勢いで押し込まれたら、だれだって契約してしまいますよ」

 息子さんが大きく頷く傍らでご主人が苦笑されていた。

 「今日こうして契約していただけたのは、息子さんのおかげですね。
 このエネルギッシュなお母さんを思いとどまらせて、Hハウスの営業を断るのは大変なことだったでしょう。
 でも、涼温換気の家を選択したことがどれほどすばらしいことだったのか、今年の冬に皆さんが実感できますよ。お母さん、そのときは息子さんをうんと褒めてあげてくださいね」
 私の一言に、部屋は笑いに包まれた。
                           松井 修三

過去のコラム

page top