「いい家」をつくる会 会員コラム

2014年7月9日17時51分

住まいのアレルギー物質

 昨日夜のTVを注目して見た。番組は朝日放送「みんなの家庭の医学」である。
この季節が最も危険なダニ&カビの他にアレルギー物質が住まいに潜んでいる等のこと。

 今まであまり目にしない体長1mm程度の白っぽい虫であった。
 名前は「チャタテムシ」。

 1日に2個の卵を産み大量に増える。好むのはほこりと湿気。ベッドの下や押入の敷物として使用している段ボールの空洞の中や本等に溜まったホコリに湿度があると、そこでもどんどんと繁殖するというのだ。
 そのチャタテムシの死骸や糞が空気中に舞い上がり、それを呼吸のたびに体内に吸い込む。
 今ではアレルギー物質と認定されている。

 可視化カメラで映した動画はリアルである。
 寝ているときでも呼吸で繰り返し吸っている。ゾッとする映像である。 対策は掃除を綺麗に行いほこりを取り除くことと、換気を行い湿度を抑える事が望ましいと言っている。

 まさに現在つくり続けている「涼温な家」はその解決の答えが濃縮された家である。
 ホコリを可視化カメラで映されたものはすでに、「涼温な家」づくりのセミナーで学んでいる。
TVではベッドの下等のほこりの溜まりやすい所をきちんと掃除しましょうと言っている。
しかし、掃除機のことまでは触れていない。
TVで使用しているサイクロン式掃除機は良いが、古い機種では吸うために本体後ろに大量に排気する。 実はそこからミクロのほこりを大量に家中に放出しているのだ。 今後は排気性能も考えた掃除機を選ぶべきだ。

 何より換気と湿度のコントロールが不可欠であると番組でも言い切っている。
 私共がつくっている家をTV側は知らない。 大きな声で知らせてあげたい気持ちになる。
 「それに対応した住まいが、涼温な家です!!」と。

                平澤建築事務所    平澤 政利

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