「いい家」をつくる会 会員コラム

2015年3月29日20時09分

いい空気といい音響

 昨日、佐藤のブログにあります、タイムドメイン社のスピーカー「yoshii9」のことを、今日は引き続き、私が書かせて頂きます。
 このスピーカーのことは全く知らないでいました。
 松井会長のブログで、その音響の素晴らしさの書き込みに自分の中で惹かれるものを感じ、すぐにそのスピーカーを求め設置をした。
 その音響は確かに迫力があり、上品な生の音である。
 聴いていて凄い!と思った。
 なぜこのようなオーケストラのステージを生に近く再現できるのだろうと唸る。

 覗き込んで、さらに唸る。
 筒の上部にスピーカーが上に向いて付いている。
 つまり、音は天井に向かって出ている。天井を反射板として、この音をつくり上げているのだろうか。
 これも、100セント原音を再現しようとする、一つの手法なのであろう。
 タイムドメインの由井啓之社長の新発想・音響理論の信念と熱い行動がつくり出したものと、求めた客として、敬意を表さずにはいられない良い音響です。

 生音への再現追求が並々ならぬ熱意として伝わって来る。
 この熱いエネルギーが、長い時間と共に素晴らしい作品を生み出すのだと納得する。
多くの試行錯誤のその先にです。

 この「yoshii9」は新発想により、生まれたものであることに同感する。
 これは、涼温な家の換気システムの発想と繋がるものだと、愛おしくスピーカーを見た。

 聞く人に満足を与えようとする、つくり手の強い思いと、熱い情熱、何よりも挫けない継続した行動がつくり上げた作品だ。
 素晴らしい品質です。

 松井会長のブログが無かったら、このスピーカーとは出逢わなかったと思う。

 人との出逢い、作品との出逢い、そして家との出逢いに幸せを感じて生きたい。

 いい空気の空間は音質も良くなると聞いている。
 それを実感してます。

               平澤建築事務所  平澤 政利

2015年3月24日10時59分

音楽が楽しめる家

 


 並区のT邸をお引き渡しして13年が過ぎた。
 「涼温換気」にリフォームしたいということでお邪魔した。
 打ち合わせが済んで、出されたお茶をいただくのももどかしく感じていた私の表情を読み取ったように、Tさんは言われた。
 「『涼温な家』の住み心地のように、従来では考えられないすばらしい音をお聞かせしましょう」
 「タイムドメインのyoshi9ですね」
 案内されたのは、1階にあるオーディオルームではなく、2階の8畳間だった。
 テーブルにプロジェクターがあり、高さ1.3メートル、半径10センチ程度の円筒が左右にあった。それがyoshi9だと説明された。私が愛用しているバング・アンド・オルフセンのスピーカーも独特の形状をしているが、これはシンプル過ぎて面白味がない。私は、少なからずがっかりした。

 「このソファーにお掛け下さい」
 Tさんが、小さなリモコンを操作した。
 座るや否や横3.6メートル、縦2.4メートルの壁面いっぱいに広がったオーケストラの演奏が始まった。生演奏でしか聴けないすごい音、美しく躍動する画面。一瞬にして、コンサートホールにいるかのような錯覚に陥ってしまった。音像が満ち溢れ、脳の中ではじけ飛ぶ。
 約20分ほどで終わったのだが、私は感動で言葉を失った。
 音楽家の心まで伝えたいと願って作られたスピーカの音色は、とにかく心地よかった。

 昨年、「涼温換気」にリフォームしたオーディオ好きなお客様が、音が良くなったと喜ばれていた。また、ピアノの音、バイオリンの音が良くなったと言われる方もいらっしゃる。
 はたしてTさんは、なんと言ってくださるか楽しみだ。

                   松井 修三

2015年3月19日10時14分

【「いい家」が欲しい。】の本の家を求めて

 二世帯住宅を計画されている親世帯のご夫婦が体感ハウスに来場された。その数日前には、子世帯のご夫婦が体感にいらっしゃっている。
 そのきっかけは、やはり【「いい家」が欲しい。】である。

 訪れる時は大半の方が、半信半疑で玄関に入るのではないだろうか。
 しかし、玄関に一歩足を踏み入れた時の空気感に驚かれる。
  床暖房の暖かさとは空気感が違う。
 まだ家づくりへの行動は動き始めたばかりとの事だが、加速していく様子が伺えた。

 家の中全てと換気システム、もちろん床下をしっかり見てもらい、その爽やかさを感じてから、居間で涼温な家の話となる。
 頷くように、どこへ行っても温度差の無いことがこんなに心地良いとはと評価して頂く。
そして、センターダクトから出てくる汚れを浄化した外気の風の圧力の少なさにも驚かれていた。
 こんなに少ない給気量で、この気持ちよさになることのスローな家の考え方、システムにも共感してもらう。

 皆様は必ずにおいの無い、気持ち良さの話をする。
 意識されること無く、生活されているのが普通ですが、この空気は良いと口を揃えて言って頂く。

 外は雪。涼温な家は誇らしげに暖かい。

                平澤建築事務所  平澤 政利

2015年3月3日14時01分

室内の空気環境

 3月に入り少し春が近づいて来た感じになってきました。
 本社のある中津川市はまだまだ朝晩冷えますが、名古屋ではずいぶんと冷え込みが緩んできたのではないでしょうか。

 こうして、暖かくなってきますと、いよいよやって来る(やって来た?)のが、花粉・黄砂・PM2.5等々の屋外の空気環境です。

 そのせいか、最近暖かくなるに伴い換気や室内の空気環境を気にされるお客様からのお問合せが増えてきています。


 ここ数年の住宅は「高気密・高断熱」が当たり前になってきましたが、家造りにおいて、『換気』を重要視して取り組んでいる建築会社はまだまだ少ない様に思えます。

 『換気』と一言でいってしまうと簡単ですが、目に見えない空気の流れである『換気』は非常に難しく、もう20年近く第一種機械換気を扱っています我々でも『換気の奥深さ』を実感していますし、まだまだ勉強中です。

 そもそも住宅に『換気』が義務付けになったのは、シックハウスへの対策として義務化が始まったのですが、それは屋外の空気が室内の空気より「きれい」と言う前提なのです。

 でも、この春先の屋外空気は花粉や黄砂などと全然「きれい」ではありません。

 換気のフィルターを見れば一目瞭然です。

 また、この時期に体感ハウスや完成見学会にお越しのお客様、OB施主様とのお話しの中で良く耳にするのは「家の中は本当に花粉症の症状が軽くなって、すごく楽です。」との事です。

 『換気』が上手く働いている証拠じゃないでしょうか。


 これからの時期、体感ハウスでの『涼温換気の暖かさ』は、体感できませんが「室内空気の綺麗さ」は体感できますので、そういう体感も良いんじゃないでしょうか。

             共和木材工業   大河内 建詞


2015年3月2日18時56分

春の訪れ

 ここの所、新潟市内でも徐々に春の訪れを感じる。
 天気や植物など、春を感じる要素は様々ではあるが、嬉しいものばかりではない。
 近年では、黄砂や花粉など汚れた外気によって春を感じる方も少なくはないだろう。
 平澤建築事務所の車やトラックは、全てが黒である。そのボディについた、これらの汚れを見て、外にいる時に、同じく汚染された空気を吸っていると思うとゾッとする。

 週末にお越し頂いたお客様方は、その打合せ内容は違えど、思いは一緒である。
「心地良い空気の家であること」
 体感ハウスに来られて、一歩中に入った時から、打合せを終えて外に出るまで変わらない心地良さは、皆様驚きながらも、嬉しそうに話してくださる。
 一緒に来てくれる小さなお子様の元気な笑い声も、それを物語っていると感じる。

 一組のお客様から、平澤建築事務所を選んだ理由を聞かせてもらった。
 いろいろな建築店を見て体感して比べたが、自分達が求める家には、安心して住まい続けられる空気があることだとおっしゃってくださった。
 本当にありがたく、嬉しいお言葉であった。

 デザインで家の良さを表現することはできる。
 当たり前ではあるが、家は建築屋の作品ではない。
 「いい家」をつくる会、会長である松井修三氏の言葉を借りれば、「幸せの器」であるということ。
 家族の幸せと健康を守ってくれるものでなければならない。

 建築に携わるものとして、建築的な美しさは追求すると同時に、目には見えないからこそ大切 な空気をデザインする建築屋でありたい。

              平沢建築事務所   佐藤 吉行

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