「いい家」をつくる会 会員コラム

2015年6月23日11時03分

換気扇のメンテは男性の仕事?

 会社の方へは日々、たくさんの工法やフランチャイズなどのDMが
送られてきます。そんな中、先日こういうのがありました。
 タイトルは、「ご主人に説明する…掃除してもらう工夫と機種」

 ある換気扇メーカーからのDMです。
「換気扇は、掃除せずに放置したら換気量が低下する…」
 なるほど、私たちと同じようなことを言っているなと、
ここまではいいのですが、話しは以下のように続きます。
「換気システムの本体はどこにあるか? 壁の上部、または天井裏が多いのですよ。
女性では手が届きにくい、作業しにくい場所にあるんです」
 いわゆる第1種換気や第3種換気のことですね。そして
 「だから、この件は奥様でなくて、ご主人に説明することが、 ポイントになります」と。

 このメーカーさんの主張によりますと、換気扇のメンテナンスは、
ほとんど男性しかできない のだそうです。
 さて、果たしてこういうことでいいのでしょうか…。

 私たちのSA−SHEの家にお住まいの皆さまは、女性の方でも多くの方がご自身でメンテをされています。ご高齢の方でもご自身でなさっておいでです。
 仮に、ご主人が担当されるにしても、それはそれで結構です。
 ご主人が健康で元気でいらっしゃる間は。
 ですが将来、もしもご主人のお身体が不自由になられたとしたら、
 「男性にしかメンテができない」というシステムのお宅は、 いったいどうなってしまうのでしょう。
 万が一自分でできなくなったとしても、簡単にメンテができる仕組ならば、例えばヘルパーさんに頼むにしても、ちょっとの説明で、簡単にやってもらえるはずです。
 「男性しかできない」とすれば、ヘルパーさんも必ず男性の方に、 お願いしなければならないことになってしまいます。


(『「いい家」が欲しい。』挿絵より)

 このことは、私たちはとても重要なことであると考えます。
 せっかく高性能なお宅を建てられても、将来換気のメンテが行き届かなくて、空気の清浄さが保たれなくなってはいけません。
 システム自体が使いやすいように工夫されていることはもちろん、設計者の配慮あるプランニングと丁寧なご説明、そしてお引渡し後のフォローアップがとても大切です。

                    北新建工  北川 剛

2015年6月23日10時26分

選択肢の1つ

 今週末も1組のご夫婦が、体感ハウスへご来場下さった。
  知人の方が、涼温な家に住まわれていることもあり、一度実際の空気感を体感してみたいと事前にご予約を頂いた。

 体感ハウスでは、涼温換気にて常に満たされる空気の質を確認してもらう。
 そこでは、もちろんセンターダクトや全熱交換型換気システム、CDエアコンといった各機械装置についても、実物を見ながらメンテナンス方法等も確認する。
 そして、進行中の現場へご案内し、この空気感を実現するための、「建物の質」を見て頂く。

 C値やQ値(UA値)といった部分も勉強されていて、より具体的な説明で補足しながら、数値だけにとらわれない、体で感じる住み心地の良さの必要性についても、
「この体感ハウスの空気は、本当に気持ち良いですね!」
と、ご夫婦揃って笑顔でおっしゃって下さる。
 工事中の現場とは思えないほどの、爽やかな空気感にも驚かれていた。
 それと同時に、断熱・気密の考え方にも、より一層の理解が深まったようであった。

 まだまだ告知努力の足りないところではあるが、新たにまた1組のご家族が、「涼温な家」の空気を感じて頂けたことは本当に嬉しく思う。

 家づくりを検討されている方の中に、この涼温な家が、1つの選択肢としてあることは、必ずプラスになると確信している。

             平澤建築事務所   佐藤 吉行

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