ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

2013103021時39分

築20年の中古住宅を「涼温換気の家」にリフォーム

横浜市西区で、築20年の中古住宅を「涼温換気の家」にリフォームした。もちろん耐震補強もしたし、気密測定も行った。リフォームは、この二つを義務化すべきである。しかしながら、耐震補強は当然として、気密測定をするところはまずない。間取りを変え、設備や内装・外装を新しくしてみても、それでは、肝心な住み心地は改善されないのだ。

また、気密レベルを改善しないで、断熱性能だけを良くしても意味がない。隙間面積:C値は、1.2cm2/m2。スマートハウスと大手ハウスメーカーが自慢する新築の家で5cm2/m2程度なのだから、すごい性能アップだ。

このレベルなら、第一種全熱交換型換気の効果が発揮されるし、1台のエアコンで全館を涼温房できるようになる。


依頼されたUさんは、健康にとって大事なのは、食事と運動と空気だと確信されていたそうだ。高齢の母親も一緒に住む都合で、場所が限定されていたので中古住宅を購入された。「新築そっくりさん」などというリフォームもあるとは聞いていたが、Uさんはまず住宅本を買い求め、家づくりを勉強された。

「さらにいい家を求めて」の理念が、Uさんの考えにぴたりと合ったという。母に住まわせるにはこの家が一番だ、と決められ相談にやって来られた。


マツミの家の中古住宅を「涼温換気」にリフォームすることは、すでに10棟以上の実績があるが、他社が20年も前に作った内断熱で、しかも気密性能には無頓着な家を引き受けるには、相当の覚悟が要った。

社長が担当の設計士三沢と温熱性能のシュミレーションを慎重に繰り返した結果、住み心地の確保に自信が持てるということになり、お引き受けすることになった。

昨日、無事お引き渡しが終わった。朝方、外気温が13度まで下がったが、お引き渡しをした午前10時の家の中は冷房を入れようかと迷うほどの暖かさだった。


Uさんは、「久保田さん、あなたの本を読んで本当に正解でした。この家なら、母もきっと喜んで住んでくれることでしょう」と、大変満足されていた。


松井 修三

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