「いい家」をつくる会
コラム
2012年3月2日18時47分
ナカゴミ建設さん訪問

本日、山梨県南アルプス市・ナカゴミ建設さんの自宅兼住み心地体感ハウスを訪問した。
富士山に次いで二番目の高さを誇る北岳は、雪を抱いた南アルプス連山の稜線から頭一つ飛び出し、ひときわ白く輝いて見えた。
アルプス下ろしの風が痛いほどに冷たい。しかし、玄関ドアの内側は別天地の暖かさだった。
ホールには、大きな水槽があり、いたるところに観葉植物が配置されている。
1月28日付の日本経済新聞に掲載されていた結露対策のための暮らし方によれば、水槽や観葉植物は結露の原因になるので置かないでとのこと。しかも適当に窓を開けて換気をしなさいと。それとは正反対の暮らしの見本のような家、それが「新換気SA‐SHEの家」である。
ふと、ピアノの横を見て、私は感嘆の声を上げていた。
透明のセンターダクトがむき出しで立っていて、しかも内部には装飾電球が光っていたのだ。7寸角のヒノキの柱、分厚いヒノキの床板、漆喰の壁、和風の雰囲気の中でそれはいささかも違和感がなく、適度な遊び心が客人の好奇心をくすぐっていた。
中込社長の手作りだというヒノキの長いテーブル(厚さ10センチ・幅70センチ・長さ3メートルぐらい)で、奥様を交えて社員の方々と歓談した。その間、私は自分の家にいるのと同じ感覚でいた。
初めてお会いした奥様の気さくなお人柄と明るい笑顔のせいもあったのだが、そこには自分の家と同じような温かさと空気感があったからだ。
「このお家に入った瞬間から、すごく気分が楽な感じがするのです。温かさや空気感が同じだと体が瞬時に自宅モードになって、すっかり気持がゆったりするのですね」と私が感心して言うと、「新換気SA‐SHEの家」にリフォームした松井さんが、「そうか。だからだ。私も同じ感覚になっていたのですよ」と大きく頷かれた。
体というものはこうも正直で敏感なものなのだと、この日、改めて「新換気SA‐SHEの家」の素晴らしさを知ることになった。
中込社長さん、奥様、社員の皆様、今日はまことにありがとうございました。
久保田 紀子
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