ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

20141123時16分

あけましておめでとうございます

       あけましておめでとうございます。

       今年もよろしくお願いいたします。

      「いい家」をつくる会代表 松井修三



<「いい家」が欲しい。>のキャッチコピーが変わった。

「家づくりの真実を問う」から「エアコンの風が嫌い、寒がり、暑がり、臭いに敏感な人のために」と。

私は、かねてより「いい家」とは、「エアコンの風でストレスを受けない家」と考えていた。2012年11月30日に「暖かさにも松竹梅がある」という題でこんなことを書いた。


<今日の日経夕刊「こころの健康学」は、国立精神・神経医療研究センターの大野 裕先生が担当されている。

そのエッセーの中に興味を惹かれたところがあった。

「不安を感じる強さは人それぞれで、ある程度は生まれつき決まっているそうだ。米ハーバード大学のケイガン博士の研究では、生まれつき不安が強いタイプが全体の3分の1程度いた。

それは、生まれたばかりの子供の顔に扇風機で風を吹きかけたり、耳元で手をたたいて音を立てたりすると分かる。不安の強い子供は、それだけで大きく泣き出す。残りの3分の2は、そんなことは気にならないようであまり反応しない」。


私は、「生まれつき不安が強いタイプ」に属しているようだ。顔に風を吹きかけられただけで大きく泣き出したに違いない。母親が、「腺病質な子」だとよく嘆いていたのを覚えている。

60歳を過ぎても、扇風機の風やエアコンの気流が嫌いなのは相変わらずで、「涼温換気」にたどりつけたのはそのお蔭なのである。仏壇に手を合わせて、母にそう語りかけてみた。(略)>


「暖かさにも松竹梅がある」というのは、電気式蓄熱暖房機、床暖房、エアコンの三つを比較した場合、かつてはエアコン暖房は最下位のものでしかないと感じていたが、全熱交換型センターダクト式換気(特許)に、ダクト用エアコン(AFP=通年エネルギー消費効率/約4倍)を組み合わせたところ、その快適さは「松」以上に向上したのだ。

「エアコン1台で心地よい家を造る方法」西郷徹也監修(エクスナレッジ社)とか、「エコハウスのウソ」前 真之著(日経BP)などを読んで分かることは、著者たちはエアコンの解説には優れていても、住み心地の質を向上させる方法が分かっていないということだ。

専門家たちですら分かっていないのだから、住宅展示場を訪れる人たちが分かるわけがない。それではあまりにもお気の毒である。そう考えて、本のキャッチコピーを変えてみた。

ひとりでも多くの人が気付いて、本を読んでくださることを願っている。


昨年の暮れに次作「涼温な家」を脱稿した。正月休みに推敲を重ね、4月には発売したい。実際に住んで、日々「いいなー、いいなー」と感じている者だからこそ書けたのだと思う。

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