ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

201562311時03分

換気扇のメンテは男性の仕事?

会社の方へは日々、たくさんの工法やフランチャイズなどのDMが送られてきます。そんな中、先日こういうのがありました。

タイトルは、「ご主人に説明する…掃除してもらう工夫と機種」


ある換気扇メーカーからのDMです。

「換気扇は、掃除せずに放置したら換気量が低下する…」

なるほど、私たちと同じようなことを言っているなと、

ここまではいいのですが、話しは以下のように続きます。

「換気システムの本体はどこにあるか? 壁の上部、または天井裏が多いのですよ。

女性では手が届きにくい、作業しにくい場所にあるんです」

いわゆる第1種換気や第3種換気のことですね。そして

「だから、この件は奥様でなくて、ご主人に説明することが、 ポイントになります」と。


このメーカーさんの主張によりますと、換気扇のメンテナンスは、

ほとんど男性しかできない のだそうです。

さて、果たしてこういうことでいいのでしょうか…。


私たちのSA−SHEの家にお住まいの皆さまは、女性の方でも多くの方がご自身でメンテをされています。ご高齢の方でもご自身でなさっておいでです。

仮に、ご主人が担当されるにしても、それはそれで結構です。

ご主人が健康で元気でいらっしゃる間は。

ですが将来、もしもご主人のお身体が不自由になられたとしたら、

「男性にしかメンテができない」というシステムのお宅は、 いったいどうなってしまうのでしょう。

万が一自分でできなくなったとしても、簡単にメンテができる仕組ならば、例えばヘルパーさんに頼むにしても、ちょっとの説明で、簡単にやってもらえるはずです。

「男性しかできない」とすれば、ヘルパーさんも必ず男性の方に、 お願いしなければならないことになってしまいます。


(『「いい家」が欲しい。』挿絵より)


このことは、私たちはとても重要なことであると考えます。

せっかく高性能なお宅を建てられても、将来換気のメンテが行き届かなくて、空気の清浄さが保たれなくなってはいけません。

システム自体が使いやすいように工夫されていることはもちろん、設計者の配慮あるプランニングと丁寧なご説明、そしてお引渡し後のフォローアップがとても大切です。


北新建工 北川 剛

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