ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

20128910時05分

「小屋裏エアコン」対「涼温換気」

わが家の「涼温換気」7月28日から8月7日までの10日間の消費電力は、98.6kw。電気料金は概算で2268円。一日当たり約268円であった。

この間、記録的な猛暑が続いたのだが、24時間、家中どこにいても、目が覚めてから寝るまで、いや寝てからも、かつて体験したことがない上質な「涼感」を味わうことができた。

サラッとして爽やかで、さりげない涼しさなのである。


昨日の午後5時頃から、久保田紀子さんの家でも涼温換気がスタートした。

断熱ダクトではなく既存の普通ダクトをそのまま使うので、熱ロスが生ずるし風量が確保できないなどと技術の方では難色を示し、久保田さんからはどうせやるならダクトを交換し完全版でお願いしますと言われたが、私の要望で実証実験に入らせてもらった。

「新換気」の家、つまり断熱ダクトでなく普通ダクトで、はたして「涼温換気」が効果を発揮できるのか、それを知りたい気持ちがはやるからである。


しかし久保田さんは、5日のブログに書いたように、小屋裏エアコンで十分涼しいと満足して暮らしているので、そこに「涼温換気」を入れる必要性が飲み込めていない。

午後から気温は23度ぐらいまで下がり、猛暑が一息ついた。案の定1時間もすると「25度に設定しているのですけど、ちょっと寒い感じがします」と、やや不満げな報告がきた。

「普通のダクトでそれだけの効果が出るということは、それなりに評価できることです。寒いと感じたらエアコンの設定温度を上げるか、それでも改善されないならスイッチを切ってください。外気温が23度以下ともなれば、新換気のバイパス機能だけで十分ということですから」。


久保田さんは言外に、「私は小屋裏エアコンの方が好きだ」とにおわせていた。

小屋裏エアコン」にするか「涼温換気」にするかは、その日の気候、生活の状況、体調などを総合的に判断して気楽に決めてみてくださいと、私は言った。

私の家でも選択できるのだが、私も妻もすっかり「涼温換気」のとりこになってしまったようだ。でも、昨日の夜はエアコンを止めて寝た。つまり、「新換気」だけで十分快適だったということである。


松井 修三

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