ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

20129109時45分

60歳を過ぎたら住みたい家

織田義郎画伯のカレンダーは、先月のサントリーニ島(ギリシャ)からフランスのボヌヴァル・シュル・アルクの秋色濃い風景へと変わった。


午前中は相変わらずの猛暑だったが、小平市上空の天候は午後に入ると急変し、ものすごいゲリラ豪雨になった。

30分ほどで雨が止むと、先ほどまでの猛暑は嘘であったかのように温度が24度に急低下した。まるで、カレンダーの風景に天候が同調したかのように。

そこに、「涼温換気」の体感を楽しみにしてきたというご夫妻がやって来られた。

体感ハウスの内部の温度は午前中のままの26度台であったから、外の方が涼しく感じる状況にあった。

だが、ご夫妻は玄関に入ると「ああ、さらっとして気持ちいいですね」と感心された。

このとき湿度は、外が80%で内部は55%。25%の湿度差があると、人は温度的には2度前後低く感じる。それが見事に実証されたのである。

2階へと階段を上る踊り場で、ご夫妻は「自宅ではこのあたりで急に暑くなるのですよ」と交々言われた。そのまま小屋裏へと上っていっても温度に変化を感じなかったようで、「これはすごい家ですね」と、すっかり感動されていた。

家中をじっくりと体感した後で、3軒目の家を建てることになると前置きされてご主人が、「私たちが60歳を過ぎたら住みたいとイメージしていたとおりの家です」と目を輝かせて言われた。すると奥様が、「この家は一日も早く住まないと損してしまう感じがします」と大きく頷かれた。


松井 修三

アーカイブ

2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年