ii-ie.com「いい家」をつくる会

「いい家」をつくる会
コラム

201292520時26分

「三菱地所ホーム/エアロテック」との違い

イギリスから帰国して最初の勉強会は、お彼岸と大雨が重なったにもかかわらず9組のお客様が参加された。

三菱地所ホームの全館空調システム「エアロテック」を検討しているという30代とおぼしき男性が、最初から「反発オーラ」を強く発していて途中で帰って行かれた。その刺激のおかげで、時差ボケの心配が吹き飛んでしまった。

話を聞いていた社員が、いつもよりも力が入っていましたと感心するほど気合が入った。


「いい家三部作」を読んだ人は、換気の重要さに気付くはずだ。

換気と真正面から取り組んでいる点で、三菱地所ホームは強力なライバルである。

しかし、構造・断熱の方法が違うのはさておくとして、換気の方法が異なる。肝心な「換気の経路」が従来のままであり、「涼温換気」とは正反対なのである。


住み心地の質を向上し、健康増進を図るには「換気の経路(給気と排気)」を改善する必要がある。仮に三菱地所ホームがそこに気付いたとしても、センターダクト方式にしないことには経路を変えることはできない。それは、構造を木造軸組工法とし、断熱の方法を外張り断熱にするからできるのであって、ツーバイフォー工法で充填断熱では不可能である。視点を変えて言えば、床下と小屋裏を外扱いする家造りではダメなのだ。


住み心地は、構造・断熱の方法・換気・冷暖房の方法の四つの要素で決まる。

したがって、三菱地所ホームの住み心地と、マツミハウジングのそれとは明らかに違うのである。

ぜひ、体感で比較していただきたい。


ご自慢の熱交換換気システム「エアロテック」は、イギリスで一般的に用いられているMVHR=Mechanical Ventilation Heat Recoveryと極めて類似のものであり、過日紹介したAIRFLOW社のやり方と基本的には同じである。


松井 修三

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