ロックウールはグラスウールより湿気に強いのですか

「いい家」が欲しい。/談話室



ダンキン 2000/11/13(月) 11:26:29
はじめまして。
一戸建て新築を検討しているのですが、その家には長くても30年しか住む予定がないので、
性能とコストの天秤に悩んでいる者です。
本当は高性能住宅に住みたいのですが、いわゆるローコスト住宅との差でベンツが買えてしまうようなので
(我が家の愛車はカローラです)貧乏人には高嶺の華みたいであきらめています。
カローラのような、ちょっとダサくても安くてもちゃんと走る(?)家をめざしています。

某ローコストハウスメーカー住宅の断熱材はロックウールで外壁通気層はあるが、壁に防湿シートは施工しません。
先日その営業の方に「なぜ防湿シートをしないのか。壁体内結露しないのか」という質問をしましたところ、
「グラスウールは湿気を吸ってしまったらおしまいの断熱材。
 ロックウールは湿気を吸っても通気層があればはきだすことができる。
 我が社も以前はグラスウールを使用していたが、問題有りと言うことでロックウールに変わったし
 ハウスメーカーや輸入住宅もロックウールを使用するところが増えている」という返事でした。
もちろん、ファンヒーターのような水蒸気発生装置を使うのは論外だそうですが。
「いい家が欲しい」では、内断熱=グラスウール=壁体内結露で家が腐る という論調でしたので
防湿層のない綿状断熱材なんてとんでもない!と思ったのですが、
ロックウールはグラスウールよりは湿気に強いのでしょうか。
ちなみにそのお店の2人が最近自社で家を建てたそうですが、
本当にいいものなのか、なにも知らないだけなのか...。


たがみ〜 2000/11/14(火) 10:27:56
こんにちは。僕も同じ様に思ったことがあり、いろいろ探してみました。でもグラスウールとロックウールを数値的に比較したものは見つかりませんでした(25万円とかする業務用の専門書とかなら書いてあるのかもしれませんが)。ロックウールの生産元は「アスベストと違って体に害はありません」ということを延々と説明していて、グラスウールとの比較は書いてありませんでした。また、ロックウールを使っているハウスメーカーは
耐湿性:グラスウールX、ロックウール○
一方ポリスチレンなどの断熱材を使っているところは
耐湿性:グラスウールX、ロックウールX
という感じでして、「間を取って、とりあえずちょっとはましなのかもしれない」と思える程度です。
  
 意外なところの情報としては、「いい家が欲しい」の中で紹介されている「水切れ悪い断熱材に注意」という記事の新聞そのものの縮小コピーがありますよね。あれの小さ〜い文字を一生懸命読むと、「水に浸した後で干したところ、ロックウールは○○くらい乾いたがグラスウールは○○と殆ど乾かなかった」という様な(すいませんうろ覚え)記載があります。
  
 工業用語で「親水性」という言葉があるのですが、ガラスにはそこそこの親水性があります。コップの中に水が染み込むとは誰も思わないのですが、実際はほんの少し水が染み込んでいます。車のウィンドウも、レインXなどの撥水材を塗ると親水性がゼロになって水を弾きますが塗らないと弾かないですよね。ロックウールは岩から作る訳ですが、これの親水性に関しては分かりません…。

 そんな訳で、綿状断熱材は綿の隙間で動かない空気を作って断熱するのは同じなのでどうしても吸湿性があり、「綿状断熱材は〜」となるのですがその中でも繊維自体の親水性によって水分の放出しやすさに差が出ますよね。子供の靴を洗って思うのですが木綿の靴とナイロンの靴では乾く時間が3倍くらい違います。


匿名切望 2000/11/14(火) 20:31:49
ロックウールとグラスウールですが、一般的に特性的にはロックウールの方がいいようです。
防音性や断熱性など・・・。
しかし、同じような性質の「綿状断熱材(c)松井さん」ですから、
防湿シートの必要性については同様と考えるべきでしょう。

この談話室で、何度も言っていますが、金融公庫の融資を受ける住宅は
ベイパーバリア(防湿シート)がないと検査が通りません。
そのハウスメーカでも金融公庫融資の家には防湿シートを張っているはずです。
材料費も工数もたいしてかからない工事なのですから、あれこれ悩まずにしっかり張ってもらった方がいいと思います。


Yahho! 2000/11/15(水) 00:05:17
匿名切望さん

その防湿シートですが、
今手元に、○友○業のテクノロジーカタログがあるのですが、単なる防湿シートと、気密も保持する防湿気密シートの2種類があり、グレードにより使い分けているようです。

どう違うのか、○友○業に聞けばよいだけの話ではあるのですが、多分ベイパーバリアーといっても本当に気密がとれているかは注意しないといけないと思った次第です。

公庫融資はどちらの仕様でもOKだと思います。




匿名切望 2000/11/15(水) 00:14:22
防湿なのに気密がとれないシートってどんなんでしょうね。(苦笑)
普通のポリエチレンシートと、アルミ張りのポリエチレンシートを使い分けてる程度の事ではないでしょうか。
オプション価格でどれくらい違うのか、面白そうな話ですね。


反プレハブ 2000/11/15(水) 02:06:12
グラスウールに使われている接着剤が湿気を呼びやすいと聞いたことがあります、ロックウールの方がいくらかはマシなんだとおもいます。

耐火性を謳ってるメーカーはたいていロックウールを使ってるみたいですね。写真を見るとバーナーであぶっても変化が無いみたいです。
グラスウールは飴の様に溶けてしまいます。

外壁通気層があるとかえって防水透湿シートの温度が下がり結露しやすくなると聞いたことがあります。うちは防湿層、通気層無しのグラスウール100MMですが、壁の中が若干湿ってる程度でした。問題は、雨漏りが10年ほど続いたのでその部分のグラスウールはぐしょぬれで木も腐っているでしょう。


無口 2000/11/15(水) 10:39:02
今(今週金曜日まで)東京ビッグサイトでやっているJapan Home Show のロックウール工業会のブースで、グラスウールとロックウールを対比して、水をたらしたり、バーナーであぶったりの実演をしていました。確かにこの2つの特性だけを見る限りでは、ロックウールの方が優位に見えました。

ご参考までにロックウール工業会のURLは、
http://www.rwa.gr.jp


ダンキン 2000/11/17(金) 12:33:18
たがみ〜さん、匿名切望さん、Yahho!さん、反プレハブさん、無口さん、ありがとうございました。

たがみ〜さん、観察力に脱帽!です。ちなみに「1時間水にひたした後10分つるした場合、
ロックウールは25%しか水分が残っていなかったが、グラスウールは自重の10倍以上の水分を含んだままだった」
という記事でした。水分を吐き出す力はちょっとはマシみたいですね。

防湿シートなのですが、そのメーカーの仕様書では「2階天井にポリエチレンシート」とありまして、
壁には貼らないようなのです。なぜ天井だけに貼るのかは、まだ聞いていないのですが、
公庫融資は受けられる住宅だと思いますので、公庫の基準は一部だけの防湿シートでもOKということなのでしょうか。
さらに、ロックウール工業会のHPによれば、断熱用のロックウールは
「周囲をポリエチレンシートなどで覆い、片面を防湿層としたもの」となっていて、
つまり、さらに防湿シートを貼らなくても大丈夫ということなのでしょうか。
今度実際にロックウールそのものや断熱材施工現場を見学させてもらおうと思っています。
もし防湿シートが必須ということになりますと新たな問題が浮上し、
別トピをたちあげさせていただきますので、もしよろしければそちらもおつきあいください。

綿状断熱材って、そんなに悪なのですかね。
板状断熱材を推奨する本やHPなどを見ると、グラスウールの家は全部壁体内結露で10年くらいしか保たないというような気になってしまうのですが、
エス・バイ・エルの広告(壁体内通気法を自慢していた)で築13年の家を解体したところ断熱材も構造体も大丈夫だった写真が載っていたり、
「ハウジング」で築10〜15年の輸入住宅(おそらくグラスウールでしょうね)に快適に住んでいるという特集を見たり、
反プレハブさんのような体験をお聞きしたりすると、カビが生えてたれさがってしまうグラスウールの家は
全グラスウール戸数のうちどれくらいの割合なのか、わからなくなってきます。
それが例えば5%くらいしかないのであれば、私のような貧乏人は残りの95%に賭けて綿状断熱材の家を建ててもいいのかもしれません。

検討している2社のローコスト住宅ハウスメーカーでも、板状断熱材を使う家(充填断熱)も造っているのですが、
その仕様にするととたんに坪10〜15万アップします。ベンツ買えます(笑)
近所のホームセンターに売っているグラスウールとポリスチレンフォーム(ウレタンも値は同じ)はそれぞれ420円/m2、1070円/m2で、
単純にその断熱材を買って家を作った場合、計算が間違っているのかもしれませんが、材料費の違いは15万円くらいで
気密を確保する施工手間+換気システムに500万もかかるということなのでしょうか。
自分でやったら壁体内結露の心配をせずにすむ断熱材の家に住めるかもと、ちょっと思ってしまいます。


たがみ〜 2000/11/20(月) 11:03:51
ダンキンさんこんにちは。僕もオーディオフェアのついでに無口さんに教えて頂いたホームショー見てきました。デモも見てしまいました。

>それが例えば5%くらいしかないのであれば、私のような貧乏人は
>残りの95%に賭けて綿状断熱材の家を建ててもいいのかもしれません。  
 ここでは怒られそうですが、僕もちょっと同感出来たりします。「防湿層なんてなくても絶対大丈夫だ!」と言うハウスメーカーや工務店は最低ですが、場所によっては住む人が住まい方によって大丈夫にすることは可能ではないかという気になっています。例えば東京で、風呂とトイレの換気扇は回しっぱなし、洗濯物は室内に干さない、水蒸気を発生する暖房は使わない、湿度計をこまめにチェックする、など気をつけている人の家は相当持つと思います。当然条件付ですし精神的に安心出来ないとか責任の問題もありますからそれでいいのだ、とは全然思ってませんが、既に家を建ててしまった後で「いい家が欲しい」を読んで眠れないほどのショックを受けた人などには「住まい方でがんばりましょうよ!」と激励したい感じです。(^^)





ファイ 2000/11/20(月) 11:38:27
先日住宅展示場でSXLを見学してきました。あんまり変っていません
が構造体の模型を新しく展示していました。確かに断熱材はロックウー
ルでしたね。
ショックだったのは構造用合板の厚さで、たた5mmしかないのです。
横にあった2X4模型でさえ8mmはありました。係りの人は合板
で荷重を支えるのではなく、細い多数の柱なので大丈夫だとは言ってい
ました。少なくとも合板の厚みは12mmはあると思ったのですが。。
通気層はその合板の内側にある断熱材を隔てる形で3mm厚程のプラス
チックの網状?のスぺーサーを入れていました。通気層というほどのも
のかという代物です。SXLの外観は好きですがあれを見ると、ちとシ
ョックです。

ロックウールが湿りやすいのは確かでしょう。透湿率とかのデータはと
もかく、農業用資材として土壌の代わりとして使われているくらいです
から。
高撥水性ロックウールボード(断熱・吸音材)の開発もあるぐらいです。
http://www.kawasaki-steel.co.jp/ksnews/98_09/rock.html



反プレハブ 2000/11/20(月) 21:13:08
以前に、住宅フェアのロックウールの展示コーナーではグラスウールとロックウールを同時に水槽の水にジャバっと突っ込んで取りだし、グラスウールはぐしょぐしょなのにロックウールは水がどんどん滴り落ちてからっとしてたような気がします。布で言うと、グラスウールが木綿でロックウールがナイロンと言った感じでしょうか?いずれにせよ湿気は素通しですから壁内結露の心配はあります。


たがみ〜 2000/11/20(月) 21:34:52
寒い中をバイクで走っていて思ったのですが、確かに外壁や下地板が水蒸気を十分に通すものだったら、例え断熱材が水蒸気をいくら通そうと言われている様な結露は起らないのかもしれません。厚いジャケットを着て非常に寒いところにいて、体から熱と大量の水蒸気を放出しているにも関わらずジャケットは水浸しにならないですから。勿論透湿性能の無いカッパを切ると蒸れてきますが。


Yahho1 2000/11/24(金) 00:21:19
随分上のほうで、次の書き込みをいたしました。

今手元に、○友○業のテクノロジーカタログがあるのですが、単なる防湿シートと、気密も保持する防湿気密シートの2種類があり、グレードにより使い分けているようです。

○友○業に問い合わせたわけではないので推測ですが、いろいろなHPやカタログに載っている写真をみると、防湿シートの貼り方として、
 柱から断熱材から全てを完全に覆っている場合
 柱は覆わずに断熱材のみ覆っている場合
の2種類があるのでは?と思えてきました。

当然後者の場合、次のようなことが考えられます。
 気密が低い
 木は断熱性があるといっても断熱材よりは低いので、
 冬場の場合周囲より若干温度が冷える。
 そこは気密シートがないので水分が集中する。
断熱材の詰め方に隙間がある場合に比べると、結露まで至る心配は低いと思いますが、若干不安を感じさせる要素はあると思いました。
私自身は、充填断熱で家を建てる場合は、断熱材として何を使うにせよ、防湿気密シートを貼り、気密測定をしてもらうことによって性能確認をすることが、住まいの快適性と躯体の耐久性の両点から言って大切だと思っています。

充填断熱のよしあしに関しては異論もあると思いますが、少なくとも防湿シートの貼り方に関する認識が間違っていたら、どなたか教えてください。




Yahho! 2000/11/24(金) 00:22:20
上の書き込みの署名が微妙に間違っていました。シフトキーの押し忘れです。


反プレハブ 2000/11/25(土) 19:28:56
壁の中の通気性がよければたがみ〜さんのように厚いジャケットを着ても蒸れたりはしないのと同じだと思います。しかし、家の壁の中ってのはジャケットの外側のような通気はまったく期待できません。

布団を畳に敷いて寝て翌朝畳に触るとジメジメしています。風邪なんかで一週間も敷きっぱなしにするとカビが生えてきます。こんなのが壁の中でおきているのだとするとぞっとします。タイベックなんかの防水透湿シートは畳なんかよりずっと湿気を通しにくいはずです。
ちなみに、我が家は発泡スチロールの入ったスタイロ畳ではなく全部藁でできている本畳で、床下もスースーと木枯しが吹きぬけています(笑)


たがみ〜 2000/11/25(土) 22:18:21
そうですね。書いた後で思いましたが、ジャケットの透湿度と壁のそれでは全然違うので実際は結局結露が起こるのだと思います。以前「断熱材を通過すれば結露する」という書き込みが幾つかあったので、通過するだけでは結露する訳ではないのだなぁ、としみじみ思ったという話です。匿名切望さんがおっしゃっていた「壁内結露が起こるためにはいくつかの条件が必要」という通りだと認識しています。

 

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