low-Eガラスと夏場、冬場の効率
「いい家」が欲しい。/談話室
小心者の施主
2006/01/16(月) 02:22:11
南側の窓1カ所をlow-Eガラスにしましょうと提案されています。
家中でもっとも日光が入ってくる窓となっていて妥当な提案と思いますが、
一般的なlow-Eガラスは、遮熱性のため夏に有利となりますが、
冬場のダイレクトゲインを考えた場合は不利とならないでしょうか?
メーカーによっては、遮熱性を押さえ、冬に有利としているものもあるようです。
ダイレクトゲインを重視して、夏場はすだれで対応ということも考えられるのでは
ないでしょうか?(本当は、価格を抑えたい所に動機があるのですが..)
皆様のお考え、採用しての感想などお聞かせ下さい。
psc
2006/01/16(月) 10:48:12
low-Eガラスを使う時いつも悩みますが、外の景色を見る必要が無くデザイン上も問題が無ければ、庇にすだれのほうが実用的ですし遮熱性能も上です。
特に南面の窓は冬場の熱源として有効に利用したいが それぞれの家で違うのでどちらともいえない。
アサヒガラスのlow-Eガラスキャンペーン中でいまなら安く出来るはず???
(情報間違いかもしれないから、お聞きあわせ下さい)
崩壊テイオー
2006/01/16(月) 12:29:50
あくまでも一般論ですが....。
low-eガラスでも遮熱タイプとそうでない普通(?)のlow-eがあります。
遮熱low-eは蒸着膜が屋外側ガラスの内面です。
普通のlow-eは蒸着膜が屋内側のガラス内面です。
あと、low-e遮熱でも青色、緑色の強いものと、ほぼ透明(拙宅はこちら)のタイプがあります。
>冬場のダイレクトゲインを考えた場合は不利
>遮熱性を押さえ、冬に有利
これが単なるペアガラスをさしているなら、私は逆だと思います。
遮熱でないlow-eなら、ある程度は納得できますが〜。( 笑 )
冬季のダイレクトゲインだけ考えるなら、普通のペアが熱透過率は優れます。
しかし、反面屋内側の温度も逃げやすいということで....。
とくに南側は開口面が大きい窓が多いですから、普通のペアは冷輻射を感じるかもしれません。
low-e(遮熱)ガラスは単なるペアに比較すると室内の熱の逃げが少なくなるという利点もあります。
単純に外部からの熱透過率だけで判断しない方が良いと思います。
>価格を抑えたい
参考までに拙宅の組合せです。
拙宅は南側は普通のlow-eガラスです。
西側の窓全部と、東側の一部が遮熱low-eガラス。
東側の残りと北側は普通のペアガラスです。
真夏の日差しは庇とバルコニーで遮ることとし、南側は普通のlow-eを選択しました。
このため夏は日差しが窓にかかりませんし、冬は室内2〜3mぐらい日射が入ります。
実際に晴れの日には室温がかなり上がり、夕方〜宵の口では十分余熱が残ります。
拙宅の近辺は冬場の晴天率が比較的高いので、この手が使えます。
晴天率の低い積雪地帯などでは、むしろ全てlow-e遮熱ガラスにした方が良いと思います。
(屋内の熱の逃げもlow-e遮熱がペアガラスでは最も少ない事になっています。)
失敗は北側のペアです。
日射に関係ない北側のガラスはlow-e遮熱にすべきでした。
外気温が特に低い日には、寝室の1800×1200の窓からは冷輻射を感じます。
「オールカマー」のトピで皆さん色々な策を実施していますので、拙宅だけではないはず。
いずれにしろガラスからの熱損失が一番大きいわけですから、開口部の断熱策は重要です。
「無暖房住宅」トピで書きましたように、ダイレクトゲインを利用するなら断熱雨戸などの策も必要かと。
以上、ご参考までに。
jasper
2006/01/16(月) 21:49:05
崩壊テイオーさん、私もシャノラーの仲間入りをしてしまいました。
標準で、全窓がシャノンの遮熱Low-Eペア(アルゴンガス封入)でした
ので変更しませんでしたが、日射取得に関しては失敗だったと思いました。
性能が良すぎてダイレクトゲインが思っていたよりかなり少ないのです。
(この談話室では、断熱性能が高すぎてオーバーヒートすると脅されて
いたのですが、なかなかオーバーヒートしてくれません。)
南面は二重窓にして、シングル+遮熱Low-Eペアにすべきだったと後悔
しています。
信州人
2006/01/16(月) 22:59:02
「崩壊テイオー」さん、こんばんわ
ちょっと気になったので書き込みさせて下さい。
まず
>普通のlow-eは蒸着膜が屋内側のガラス内面です。
→「断熱ガラス」とよく言われていますのでそう呼ばせて頂きますね。
で、この断熱ガラスは旭硝子のHP(
http://www.asahiglassplaza.net/kaiteki/product_info/index.htm
)にあるように、寒冷地用だと思っていました。
対して「遮熱ガラス」は、やはり、外側に蒸着膜が有るために外の光(含む熱)を遮る事を目的としている。
なので
>晴天率の低い積雪地帯などでは、むしろ全てlow-e遮熱ガラスにした方が
>良いと思います。
ではなく、寒冷地では室内の熱を逃がさないようにするためには「遮熱」ガラスではなく、「断熱」ガラスの方が有効なのではないかと思うのですが、如何でしょうか?
なので、寒冷地の私は北、東は断熱に、南、西は遮熱にしました。
このあたりは以前から何度も談話室で話題になっているのですが、未だに「無暖房住宅」でも書きましたが、全然自信がないところです。暖熱、遮熱をどのように使用するのが利口なのか?どなたかもう一度教えて下さい。
もう、サッシの入っている我が身にはどうしようもない話なのですが・・・。
崩壊テイオー
2006/01/17(火) 00:16:50
>室内の熱を逃がさないようにするためには「遮熱」ガラスではなく、「断熱」ガラスの方が有効
あ、あれ?
jasperさんと同じくシャノラーの私が参考にしたのはこちら↓
http://www.shanon.jp/
(8つの性能の「2.ガラス性能」をクリックしてください。)
low-e遮熱の方が暖房時の屋外への熱の逃げが少ないので「遮熱のほうが断熱性もよい」と発言しました。
でも1%では、ほとんど誤差範囲ですね〜。( 笑 )
あれ〜、もっと差があると思ってたんだけどなぁ。
勘違いだったのかな〜?
あと、シャノンのデータは日本板硝子のものなので旭硝子と違うのでしょうか?
>暖熱、遮熱をどのように使用する
私も自信はないのですが、↓のような考え方です。(予算的な問題は別ですよ〜。)
・冬に日射の取得が欲しい南、東にはlow-e断熱、
・日射の取得が必要ない西、北にはlow-e遮熱
・南側は庇で、西と東はスダレで夏場には日射をさえぎる
・できれば開口部にはシャッターないしは雨戸(断熱タイプならなお良い)を設置
もちろん予算の壁で、実際は前回の書き込みの組合せに落ち着きましたが〜。
追加
南側のlow-e断熱窓はシャッター付きにしてあります。
大型の窓が多いので、冬場はシャッター下ろすだけでも違います。
おっと、「明日」になっちまいました。
では、おやすみなさい。
jasper
2006/01/17(火) 15:37:17
私も勘違いしていました。
日射の取得は
Low-E断熱>Low-E遮熱
ですが、室内からの熱の逃げは、どちらでもあまり
かわらないのですね。
パッシブソーラーを志向するなら、南にトップライトを
つけて日射取得すればよかったかな。夏は、外付けオーニング
等できっちりと遮熱しないといけないですが。
信州人
2006/01/17(火) 16:13:29
「崩壊テイオー」さん、こんにちわ
シャノンのガラス(日本硝子)の説明は断熱、遮熱の比較が判りやすいです。断熱ガラスと、遮熱ガラスに対して同じ考察をしてある為ですね。
対して旭硝子のメーカーの説明は判りづらいですね、断熱、遮熱硝子にそれぞれ別の考察がしてあるからですね、でもそれぞれの普通硝子との比較が載っています。
まとめて、こんな感じでしょうか
<室内から室外への放熱につて(断熱性能)>
・「一般ガラス」は2.9W/m2K程度
・「遮熱ガラス」は1.8W/m2K程度
・「断熱ガラス」は1.7W/m2K程度
<夏場の太陽光からの遮熱について>
・「一般ガラス」は20%程度
・「遮熱ガラス」は60%程度
・「断熱ガラス」は35%程度
<冬場の太陽光からの取得熱について>※単純な「夏場の・・・」の逆値です。
・「一般ガラス」は80%程度
・「遮熱ガラス」は40%程度
・「断熱ガラス」は65%程度
※旭硝子と日本硝子の両方のデータを混ぜていますが、目安には十分でしょう。
こうやって、数値が表示されるとまじめに検討するのであれば、冬場の外気温や、日照時間、はたまた、庇が作る影などを考えるとどのあたりにすべきかだいたい決まってきそうですね。
とても私は計算できませんが。
あたらめて見て見ると、私が少し思い違いをしていたのは断熱性能が「遮熱」も「断熱」もほとんど変わらないと言うことでしょうか。
私は南を遮熱にして冬場の授光は無視してしまいました、冬場は必ず暖房をするので暖房費は多少かさみますが仕方ない。夏場にエアコンを付ける習慣がない事も理由の1つです。
でも冬場にパッシブな暖房が出来ないのはなんだかもったいないような気もします・・・。
2×6住人
2006/01/18(水) 05:58:51
私の地域(群馬県南部)だと、冬は毎日晴天なので、マジでQ値が小さい家は、
日射を遮らないとオーバーヒートします。R2○0○住宅で有名な某工務店の
今は取り壊してしまった高速道路のそばにあった展示場などは、
その良い例でした。(営業さんが問題点として説明してくれて、今は、建てているものは
すべて対策済みみたいなので、ここで話しても問題ないと思います。
実際、冬に無暖房状態で、巨大吹き抜けを含め1Fが殆どドアなしでオープンな
室内が、27℃で超乾燥状態でした。)
その工務店は、展示場での経験から、南も含め、すべて軒の有無にかかわらず、
全部遮熱Low-Eガラスにしてるようです。地域や立地、Q値と開口率で、南も
遮熱LowEにした方が良い場合もあると思います。
冬のオーバーヒートの例は、他にも近所の2×6、FP工法で、数件見ていますので、私の地域の人は、Q値が1.5ぐらい以下になったら、要注意ではないかと
思います。南が妻の勾配天井で、妻面もガラス(FIXペア)にして採光とか、
南の天窓をボコボコ付けたり、1.5間幅の掃き出し窓などは、冬も遮熱が
要注意かと思っています。
私は、これらの例をみて、南面の開口率は普通にしましたが、ポーチや屋根付き
バルコニーを出して、夏の日射を遮り、南も含め全部遮熱LowEにしました。
日射の取得は十分なのか、基礎の蓄熱のためなのか、冬の晴天時は、暖房無しで、
部屋は22℃から23℃ぐらいの間に収まっています。特に寒い日は、昼間でも、
空調の暖房が時々(稀に)回っています(22℃設定の24時間自動運転になってます。)ので、その場合には取得が無暖房には不足していることになります。
少なくとも、建築前の検討時に実例を何軒もみた、冬でもオーバーヒートや
日射での南北の温度差は回避できたと思ってます。
パッシブは、研究している工務店や建築士に話を伺うと、
開口を大きくして熱の透過率も上げて日射の取得量を稼いだ場合、
夜に断熱性を上げないと熱が逃げてしまうため、ハニカムスクリーン、断熱雨戸
やシャッターが必須のようです。開け閉めを面倒臭がる人には、薦められないと
言ってました。
また、冬でも、日射を積極的に取り込んだ場合、基礎断熱や南面土間テラスなどの
蓄熱手段を用いても、南側の部屋と北側の部屋は温度差が出てしまう(かと
言って暖房すると、南側が暑くなってしまう。)ので、これの解消方法を
考えないといけないようで、ここが腕の見せ所みたな話しでした。
(どうやるのかは、工務店や建築士で違っていて、実例をみせてもらうと
勉強になります。)
これは大変だなと思った例が、西側のトイレです。断熱バリバリの家で、
普通のペアガラスの小窓がついていた家の例ですが、西日でサウナ状態(夏の話しです。)でした。閉じた小部屋は要注意です。
高高住宅のトイレは、自信をもって遮熱LOW-Eをお勧めします。私の地域の場合
ですが。
jasper
2006/01/21(土) 00:39:04
2×6住人さん。
>冬に無暖房状態で、巨大吹き抜けを含め1Fが殆どドアなしでオープンな
>室内が、27℃で超乾燥状態でした。)
南雄三さんの「高断熱・高気密バイブル」にも2階が27度程度になり、
暖房がほとんど必要ないパッシブソーラーハウスの話がでてきますが、
私は少し控えめになるように、南面の窓面積は大きいのですが、遮熱Low-E
にしたのがいけなかったようです。例年にない寒さのせいかどうか、晴天
でも室内は21度程度にしかなりません。毎日、オーバーヒートする前提で
ロフトから床下へのサーキュレーションシステムを導入して簡易OMソーラー
を目指していたのですが、絵に描いた餅になってしまいました。今のところ、
活躍したのは、昨年の12月15日に入居してから1日しかありません。
Q値は、0.2回/hの換気で1.2W/m2・K程度です。
2×6住人
2006/01/21(土) 09:41:24
jasperさん、おはようございます。
地域や開口率がわからないのすが、遮熱LowEで冬のオーバーヒートが
発生していず、室内21度程度ということやQ値から、私の家と同じような
感じなのかなと思っています。私の家の例でも、遮熱LowEにすると、
冬の日射での窓からの熱取得を、家全体に回すほどは期待できないように
思えます。
jasper
2006/01/21(土) 22:51:17
2×6住人さん、こんばんは。
地域は次世代4地域、名古屋市近郊ですが、名古屋市より若干、
温かい所です。冬はほとんど、晴天です。最低気温がマイナス
になることはほとんどありません。(今年度は例外です。)
床面積に対する開口率は、約34%です。二階リビングですので、
二階の開口はかなり多く、二階のみの開口率は、40%を超えています。
南面は壁面積で、約67%は、窓になります。
二階は、当然オーバーヒートするものと思い込んでいましたので、
蓄暖は1階の玄関土間に5kwを一台設置のみに留めていましたが、
思いのほかダイレクトゲインが少ないのに加え、今年度は天気の悪い日が多い
ので、二階の室温は一階よりも2から3度低い状態になっています。
プチ・パッシブソーラー計画は頓挫して、二階にも蓄暖を増設することに
しました。(3kw)
2×6住人
2006/01/24(火) 23:25:07
jasperさん、こんばんは。
>南面は壁面積で、約67%は、窓になります。
これは、かなりガラス面積が多いのじゃないでしょうか。パット見ると
殆どガラスに、見せ方によってはなるのじゃないでしょう。
これだけ開口を開けてQ値1.2W/m2k(換気0.2回/h)というのは、
半端でない断熱を壁・天井(屋根)・床(基礎)で行われているのでは
ないでしょうか。遮熱LowEでも熱貫流率は断熱材と比べたら悪いですから。
私の家は、掃き出し窓がある典型的な日本式住宅で、南面は、1Fの方が壁面積に
対する開口率が高いです。1、2F併せての南面開口率(壁面積比)は、概算で31%
で平均的な日本の住宅です。他の面は、普通の住宅に比べると小さめな開口率に
なっていると思います。
jasper
2006/01/26(木) 00:30:13
2×6住人さん、こんばんは。
(適当なことを書きましたが、0.2回/hの換気時はQ値1.11w/m2kでした)
窓に関しては、アルゴンガス入りのLow-Eですので、通常の遮熱Low-Eより
は多少断熱性能が上です。
窓面積に関しては、私はもっと減らしたかったのですが、妻が譲りません
でした。依頼先に関しても、妻がフォルクスAを気に入ってしまったために
OM工務店になってしまいました。(OMは無しですが)その工務店ではまだ、
この開口率は低いほうです。
断熱性能に関しては、フォルクスAに付加断熱(外側)をしています。
屋根:充填フェノールフォーム(ネオマと同性能)95mm+外カネライトB3種55mm
壁:充填スタイロB3種65mm+外カネライトB3種30mm
基礎:内スタイロB3種50mm
Q値を計算してみての感想は、屋根に関しては、ポリスチレンフォームB類3種
に換算すると190mmですので、文句なしですが、壁と基礎は失敗しました。
壁は、外側にネオマフォームで50mmは欲しかったです。基礎は両側断熱にすれ
ばよかったです。一番熱損失が多かったのは窓、二番目は換気によるの熱損失
です。3種換気は、Q値がよくなってくるとかなり不利に働くことが良く理解
できました。我が家は、きっちり0.5回/h換気するとQ値は、1.4弱になります。
ちなみに窓面積を半分にして、換気を0.2回/hに絞るとなんとQ値は、0.87w/m2k
で、Q1住宅になります。
体感としては、屋根の断熱性能が異常に高いのが、わかります。二階リビングで、
ロフトがあり大きな吹き抜けになっているのですが、空気の上昇・下降がほとんど
感じられません。また、窓が大きいため冷輻射は結構、感じます。(カーテンが
まだついていないせいも大きいです。)
施工してくれた大工さんは、しきりに暖かいと言っていました。
他の現場に行ってもあそこは暖かかったが、・・・。と言っているそうです。
(フォルクスAの施工ばかりしている大工さんです。)
因みにフォルクスAの素の断熱性能もかなり高くて、窓面積にもよりますが、
Q値は、1.6〜1.9ぐらいになります。
2×6住人
2006/01/26(木) 06:22:03
jasperさん、おはようございます。
>屋根:充填フェノールフォーム(ネオマと同性能)95mm+外カネライトB3種55mm
>壁:充填スタイロB3種65mm+外カネライトB3種30mm
>基礎:内スタイロB3種50mm
おお、凄いですね。
>地域は次世代4地域、名古屋市近郊ですが、名古屋市より若干、
>温かい所です。
気候を考えると、過剰と思う人もいるかもしれないですが、
本来、この程度までがんばらないと、高断熱だとは言えないと思えますし、
従来よりも消費エネルギーを大きくしないで、全館冷暖房できないと、
私個人は思っています。
外張り断熱は理想とか言って、4地域で50mm厚B3種を壁や屋根に貼って
高断熱住宅だなどと言っているのは、??ではないかと・・
実際、訪ねるとQ値が1.5クラスの住宅に比べて、確実に寒いし、室内温度差も
大きい・・・・
梅雨と夏にエアコン無しでも過ごせると言われて、訪ねて見ると
じっとして無ければ汗がジトジトで、結局エアコン・・・・。何軒みても同じ・・・・
省エネルギー基準は、建築主の判断だそうですが、あまりにもお粗末な現状を
考えると複雑ですね。
おっと、本題に戻ります。
>一番熱損失が多かったのは窓、二番目は換気によるの熱損失
>です。
窓面積が大きいのですね。私の家は、壁体(天井、基礎、壁)
からの熱損失が一番大きく、次が開口部、3番目が換気(熱交換換気なので、
0.5回/hの換気しても損失は小さくなります。)となっています。
出来れば、窓面積は吹き抜けを含む延べ床面積比で、15%くらいだと良いの
でしょうけど、私の家は20%強です。平均的な日本の住宅から比べると小さめで
断熱的には有利になってはいます。しかし、程度問題で、あまり小さいと
住むのに不適等ですし、あちこち納戸で申請というのも(冗談です。)・・・・と
思うので、限度があるとは思います。
>我が家は、きっちり0.5回/h換気するとQ値は、1.4W/m2℃弱になります。
私の家は、熱交換を止めて0.5回/h換気とすると、1.45となります。
熱交換換気で大いに助かっています。実際には、先日までは更に換気量を
0.2回/hに絞っていたので、実質的には、Q値は1.0前後で生活していたと思います。
Q値が小さくなってくると、0.5回/hの換気損が大いに効いてくるので、
30坪程度で4人居住だと0.5回/hが必要換気量として適当でも、
50坪超の家で0.5回/hだと熱を逃がしているだけのように思えてしまいます。
汚染物質の排出という意味で必要なことは、何となくそうかなとも思うのですが。
このあたりも、断熱性能が向上してくると、すぐに問題化する(すでにしている?)のではないかと思っています。
>窓面積を半分にして、換気を0.2回/hに絞るとなんとQ値は、0.87w/m2k
>で、Q1住宅になります。
そうですね。窓の損失は大きいですね。所詮がんばってもガラスと痛感して
しまいます。床面積に対する開口面積比率が大きいと、壁・屋根・基礎を
がんばっても思うように数値が下がらなくって、さっくり、掃き出し窓を
2,3個とってみたらと思う気持ちが出たりしますよね。
計算してみて、私もいろいろな事が見えました。
現場巡りも良いけど、勉強して定量的に理解するということが必要だと痛感します。定量的にとらえれば、感性での家造りがもっと確かなものになると思うのですが、
こう言ったことに関する施主向けの書籍は少ないですね。
巷の工法がドングリ背比べ状態であることや、ウソとホントが見えてしまって、
業界にとっては都合が悪いのかもしれませんが、日本の住宅を向上させる上では、
デザイン性向上など、その他の面とともに、依頼側のレベル向上が必要だと感じています。
>基礎は両側断熱にすれ
>ばよかったです。
私の家は、普通の基礎断熱で熱損失が一番大きくなる立ち上がり部分がありません。立ち上がってはいるのですが、中は地面(正確には砕石)で埋まっていて、
かつ外周については、別に断熱補強をしています。そのため、基礎での熱損失が
少なく、それで大分助かっています。仕様をみると、お気持ちは理解できます。
最近は基礎外断熱に使える防蟻性のある断熱材も、各社から出てきて、
私が建てた頃に比べると選択肢が増えたと思います。
>体感としては、屋根の断熱性能が異常に高いのが、わかります。二階リビングで、
>ロフトがあり大きな吹き抜けになっているのですが、空気の上昇・下降がほとんど
>感じられません。
そうですね。私の家も、後で断熱材を天井裏に追加して、吹き抜け上部あたりは
400mm厚程度になってます。
空調を止めても、1.2Fの温度差や対流は殆ど感じません。
このあたりの感覚は、jasperさんのように、同じような環境に住んでいる人以外
には、いくら話してもわかってもらえませんね。
薄い屋根断熱した小屋裏に見学者を上げて、冬に寒くないでしょうと
見せてくれるのだけど、
換気もされていないのに外周壁内から立ち上る上昇気流を体感させて、
これが××の効果ですなどと言っているのが、おかしくなります。
断熱不足で対流が発生しているのを、体感させてどうするの?と言いたくなりますが、こちらを高性能の証だと信じてしまう人が多いですね。
夏は、それなりに効果あるのだろうと思いますが、冬はもう少し考えた方が良くはないかなと思います。
※
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