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本のご紹介

家に何を求めるのか

家に何を求めるのか
著 者
松井 修三
初版
発行日
令和元年9月6日発行
発 行
創英社・三省堂書店
定 価
1,500円+税

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<著者からのメッセージ>

「あなたは、家に何を求めますか?」

この問いに即答できる人は極めて少ない。大概の人は、答えに戸惑う。

国が、こう求めているのはご存じだろうか?

「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH=ゼッチ)こそ、これから目指すべき家であり、2030年までには新築住宅のほぼすべてをZEHにする」と。


国は、そのための制度や基準を設け、補助金政策を推し進め、量産住宅メーカーをはじめ工務店たちに実績を競わせている。

地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」を持ち出されると、学者も建築家もマスコミも、正面切ってだれも異論を唱えられない。家づくりに関する本も、次々に出版されているが同じである。

しかし、設計時の計算上の一次エネルギー消費量をゼロにすることが本当に地球温暖化防止に役立つものなのか、国民の利益になることなのか、だれも正確には教えてはくれない。


この本は、国が推奨する「ゼロ・エネルギー・ハウス」や「五つ星住宅」を建てること、言い換えれば省エネルギーを究めることが、住む人の幸せになるか否かを問うために書かれた。それは、多くの人が知らない、知らされない家づくの真実を問うことでもある。


私は、約半世紀にわたって家づくりに携わってきて、住み心地こそが住宅のいちばん大切な価値であると確信している。住み心地という視点に立つと、全ては違って見えてくる。不都合な真実の数々が見えてくるのだ。

家を建てるのは、それらを知ってからにした方がはるかに得をするのは間違いない。

令和元年9月
松井 修三