住み心地感想
「涼温な家」つくりには
感動がいっぱい!!
価値ある家を求めて
正解でした。
S様邸
大成で家を建てることにした
経緯を教えていただけますでしょうか?
やはり、松井修三著<「いい家」が欲しい。>の本との出合いによって、この「涼温な家」を建てることになりました。
新聞広告にある「建ててしまった人は読まないでください」というキャッチコピーが気になって本を購入したのですが、留学などもあり、ずっと読まずに本棚にしまっていたのです。家を建てようと思った時にようやく読みましたが、衝撃を受けて、マツミハウジングさんの勉強会に参加させていただくことにしました。その勉強会で、本に書いてあることは本当だと実感いたしました。その当時はまだ、新換気や涼温エアコンのないシステムでしたが、外断熱の良さや換気システムの良さがよく理解できました。
本の中に、大量生産販売をしているハウスメーカーの中には、製造原価が半値八掛け程度のものもあるということでしたが、松井さんに直接尋ねたところ、それは客が住み心地という価値に乏しい、単に家の形をした箱でしかないものを求めるからだと教えられました。
「涼温な家」は、実際に住んでみて本当に価値のある家だと実感しています。
大成の家づくりはいかがでしたか?
工期はかかったと思いますが、辻村棟梁と馬場大工さんの2名でこつこつと丁寧に作業していただいたおかげで、手作り感のある良い物ができました。
基礎工事中に、近所にも基礎工事をされている現場がありましたので、自分の家の基礎と比較することができました。改めて、自分の家の基礎に使われている鉄筋の量の多さに驚きました。棟上げの際、1日でものの見事に組み上がる檜柱の多さや梁の太さには特に感動しました。
とてもきれいに斜め貼りされた檜の板が隠れて見えなくなってしまうのはもったいないと思ってしまうくらいに、本当に丁寧に作っていただいていることが実感できました。
現場監督の樹山さんが1週間に1回、打ち合わせの時間を作ってくださったので、その度に色々自分たちのしたいことも伝えると同時に、プロとしてのアドバイスもいただけましたので大変助かりました。ここまでしてくださる工務店はないだろうなと思いました。本当にありがたかったです。
京都で建てたいと「いい家」をつくる会に相談しますと、大阪の大成さんを紹介していただきました。大成さんの完成見学会にも参加させていただきました。その時にはまだ土地はなかったのですが、土地探しにも快く大成さんは協力してくださいました。候補の土地が見つかる度に大成さんはアバイスやその土地に合うプランを作ってくださり、本当にありがたく思いました。
2年住まわれて、
住み心地はいかがですか?
とても快適に過ごさせていただいております。どの部屋もほぼ温度差を感じることはないですし、冬ですと以前住んでいたマンションでは北側の窓の結露がひどかったのですが、この家になってからは結露が全くないのです。半地下の書庫もカビが生えずに済んでいます。洗濯物が室内干しでもよく乾きます。
換気フィルターの
お手入れはいかがですか?
1ヶ月に一度、月の初めの1日にやるようにしています。やはり、外の空気の汚れには驚きます。フィルターがない場合には、こんな空気を吸ってしまうのかと思うと非常にショックです。
排気グリルも3ヶ月ぐらいで汚れるので掃除機で掃除しています。
常に部屋の空気が入れかわっているおかげで、開放的な間取りになっているリビングやダイニングにキッチンからの調理した時の臭いが広がらないので、換気のために窓を開けることがなくなりました。開けない方が逆に空気がきれいに感じます。
住んでみて思うのは気密性が高い分、防音効果があるということです。本当に外の音は気にならないし、人が大勢来た時に騒いでも室内の音が漏れる心配もないので、大変助かっています。
家の中でこだわられたのは、
どんなところでしょうか?
内観と間取りにこだわりました。
間取りは特に家内が色々とアイデアを出してくれました。それを設計の西村専務がうまくまとめてくださいました。リビング、ダイニング、キッチンに間仕切りを設けることなく、開放的な空間にしました。キッチンからリビングを少し斜めに配置しました。キッチンはアイランド形式にしたので、片側通行にならないストレスのない動線がとても気に入っています。キッチンの吹き抜けの空間もとても開放感がありますし、吹き抜けの西側の壁に思い切って設けたFIX窓は部屋を明るくしてくれるので良かったです。夏場の日差しも夕方の1時間ぐらい差しますが、特に気にならずに済んでいます。勾配天井も気に入っています。サンダーソンの壁紙やスイス漆喰の壁にもこだわりました。また、チークの床材の色を中心に建具や家具の色使いも合わせました。内観も大変満足しております。
取材協力どうもありがとうございました。