住み心地感想
一万冊以上収納できる
電動式可動本棚のある
「涼温な家」。
H様邸
家づくりを考えられたきっかけを
教えてください。
仕事をリタイアして東京に戻ることになりました。持ち家が古く、いいタイミングだと思い、建て替えることにしました。
前の家は使い勝手が悪く、隙間風を感じる家でした。ペアガラスを使っていたのですが、窓の結露にはいつも悩まされていました。
置いてあるピアノが調律をしても一晩で音が狂ってしまいます。なので一月に一度は調律をお願いしていました。この家では温度も湿度も落ち着いているので、普通の使い方ならばピアノの調律は一年に一度で十分です。私たちはちょっとの音の狂いでも気になるので、年に2回の調律をお願いしています。この家はピアノを弾く人にとっては最高の環境です。Petrof(ペトロフ)のピアノの音色をうまく引き出してくれます。
ピアノの下に置いてある座布団は音の調整用なのですよ(笑)。
「涼温な家」を知ったきっかけを
教えてください。
ずばり「いい家」の本です。
3人の著書の方々が熱心に語られていて、住み心地という一本の筋が通っていると思いました。
社長さんの書かれた<だから「いい家」を建てる。>が一番いい印象を持っています。
家づくりをするにあたって、私はいろいろな住宅本を読みましたが、どれもしっくりと来なくて違和感が残っていました。もう一工夫しないと住み心地は良くならないと思っていました。断熱と気密はしっかりとしなければいけない。そうなると他の造り手が言っている換気だと不十分である。どの造り手もそのあたりが曖昧のままでした。
私自身も「どうすれば断熱と気密、そして換気と冷暖房がバランス良くなるのか?」を試行錯誤していました。そんな疑問を持っていた時に、「涼温な家」の概念図を見て、「これだ!」と思ったのです。仕組みが合理的でした。シンプルでわかりやすい。
最初に見た時には「世の中にはしっかりと考えている人がいるものだ」と感心しました。私は常々、頭の中で漠然と「こんなシステムの家があったら良いのに」と思っていました。それが形になった家に「出合った!」と思いました。
家の設計について、いかがでしたか?
とても良いです。使いやすくて生活がしやすいです。いろいろと難しい要望を出しましたが、しっかりと設計に反映してもらい、完成した家にとても満足しています。住んでみると、細部まで良く考えられていると感心しています。
それに、花粉症の私にとってはこの家は本当にありがたいです。家の中ではとても楽に過ごせます。
多重伝送フル2線式という私たちの難しい要望にもしっかりと応えてくれました。通常の家ではやらない配線の方法ですが、現在考えられる中ではもっとも良い電気配線の方法だと思っています。電気屋さんもたいへんに良くやってくれました。全てのスイッチに光アドレスを設定しており、照明機器類の設定もフレキシブルに行えます。また、外部より遠隔操作をすることもできるのです。
IOTをどんどん活用し、「涼温な家」がさらに住み心地よくなるように研究しますよ。
工事中の現場の印象はいかがでしたか?
皆さん、とても真面目で熱心にお仕事されていましたね。
現場もきれいにされていましたし、とても良い印象を持っています。ご近所さんから「いい工務店に頼みましたね」と声をかけられました。
お住まいになられていかがでしょうか?
一年中、家の中では同じ室温なので、とても快適に過ごしています。本当に助かっていますし、暮らしやすいのが良いです。
外の寒さがわからずに、薄着で買い物に出てしまうと、驚いて帰ってきてしまうことがあります(笑)。
いい家を建てていただいてありがたいです。
住み心地がとても良いです。それにこの家は使いやすいです。
温度調整もしやすいです。夫婦間で体感温度の違いがありますが、うまく調整できています。布団一枚で、どの季節も寝れるのが良いです。2階にリビングがあるのですが、真夏でも涼しいです。
玄関から廊下、そしてどこでも温度差がなくて四季を通じて快適なので、とても生活がしやすいです。私たち老夫婦にとっては、素晴らしい家だと思っています。
1階に仕事部屋があります。1万冊を楽に収納できる電動式可動本棚もあり、そこでいろいろな研究をすることを日課としています。都内の駅に近い立地ですが、とても静かで、日当たりの悪い1階でも暖かいので仕事がはかどります。
空気を上手にコントロールして、快適で住み心地のいい家にしているなんて凄い家だと感心しています。
「涼温な家」を依頼するにあたり
不安や躊躇することはありましたか?
ありませんでした。4冊の本を読み終わった頃には、もうすっかりとお願いする気持ちになっていました。
勉強会や事務所には
一度も来られませんでしたね。
当時は仕事の引き継ぎ等があり時間が取れませんでした。
息子が東京にいましたので、私たちの代わりに事務所へ行ってもらいました。とても良い印象であったと聞いています。
それに4冊の著書を読み、私たち夫婦はすっかり信用しきっていました。とにかく、外断熱・涼温換気の家にすっかりと惚れ込んでいました。この家ならば、安心して私たちのこれからの生活を任せられるという確信がありました。
取材協力どうもありがとうございました。