ii-ie.com®「いい家」つくる会®

住み心地感想

体感会に行って、
両親を「涼温な家」に
住まわせてあげたいって

強く思ったんです。

絶妙な距離感も
心地いい!
二世帯住宅の家。

Y様邸

北新建工との
出会いの経緯は?

新聞一面の左下に<「いい家」が欲しい。>の紹介が出ているのを見て、本を買ってきたのが始まりでした。本を読み終えた後、「北陸でこの家を建てているところはあるのだろうか?」と思い、ネットで検索すると、北新建工さんが出てきました。

たまたま、北新建工さんのホームページに体感会の案内が出ていたので、「本の内容を確認しに行ってみよう」と思い、平成21年12月の完成体感会に行きました。冬の体感会でしたが、なるほど本に書いてある通りだなと感じました。断熱材のこと、空気のこと、ダクトのことなどを一通り聞き、また体感して徐々に理解を深めました。その後、季節を変えて開催される完成体感会に都度足を運び、何度もその住み心地を確認し、だんだん「この家なら!」と自信を持つようになりました。

平成25年8月にようやく土地も決まり、出会ってから足かけ5年、北新建工さんで具体的な間取りの相談を開始しました。

北新建工で家を
建てることにした理由は?

体感会で感じたセンターダクトの空気感を、ぜひ我が家でも味わって暮らしたいと思いました。カンカン照りの夏の体感会に両親を連れて行きましたが、暑がりな母があまりの涼しさに驚き、あのときの母の喜ぶ顔が忘れられません。こういう家にぜひ住まわせてあげたいと強く思うようになりました。

さらに、北川社長さんの人柄にも惹かれました。私は「有名な会社だから安心して建てられる」というより、作り手がどんな人かを知り、「この人がいるからここで建てる」ということの方が大事だと思います。父の仕事の関係や、予算の問題もあったので、どこに家造りを依頼するかをすごく悩みましたが、長くお付き合いをするうちに何とか北川社長さんのところで建てたいという思いが日に日に強くなっていき、最後は両親を説得しました。様々な本を読んだり他の住宅メーカーを訪ねてみたり、北新建工さんの工法をいろんな角度から見てその魅力は充分に感じていましたが、最終的には北川社長さんの真摯で誠実な人柄が決め手になりましたね(笑)。

夏の住み心地は?

どこに行っても同じ温度が保たれているので、快適に過ごせています。しいて言えば、引き戸にした玄関はちょっと断熱性能が劣りますかね。まぁ我が家は親がいましたから、分かっていて選んだのですがね。でも、玄関を上がると快適さの違いははっきりと分かります。扇風機も一応用意していましたが、結局使いませんでしたよ。

では、冬の住み心地は?

「涼温な家」は、家の中の温度がほぼ一定で快適です。それが当たり前になってしまいました。

以前はアパート暮らしで、冬でもそれなりに暖かく過ごしていました。ところが妻の実家は冬はものすごく寒いんです。丘の上にあり、風通しがよくて、夏は涼しくていいんですが、妻と子供が実家で泊まった時に、二人とも風邪をひいたこともあったんですよ。妻は実家にはもう泊まれないとも…(苦笑)。今の快適な家を当然として育つ我が子が、将来友達の家に遊びに行ったらどうなるのだろうかと思います(笑)。

それに、冬でも割と薄着ですね。子供も1枚少なくてもいいくらいです。夜、子供に布団をかけても蹴飛ばしてしまうんですよ。

「涼温な家」は本当に家の中が暖かいので、食べ物の熟成が早いようです。それで傷みやすいものは外に出しているくらいなんですよ。

「廊下にかけておいた洗濯物が次の日に乾いている」と、妻も母も言っています。洗濯物を大量に干した時や早く乾かしたい時には除湿機を使いますが、基本的に冬でも、梅雨時でも除湿機は使っていません。除湿機や乾燥機を買う必要がないくらいです(笑)。

それに、他社で「全館空調は電気代が高い」と言われていたので少し不安だったのですが、思いのほかかかっていませんね。エアコンをつけっ放しで、高い月でも2万円ちょっとです。うちは2世帯ですし、このくらいなら他のお客さんも気にならないんじゃないかな?もちろん石油ストーブなんかも使ってないので灯油代もないですし。ガス代もないですし。何なら明細を見せてもいいですよ(笑)。

家の中の空気の質は?

どちらかというと空気に無頓着な方ですが、特に何も感じないというのが一番いいと思います。調理や食事の臭いがいつまでも残っているということはないですね。

フィルターの掃除は、作業としては簡単ですよ。ただ定期的にはしなければなりませんね。きれいな空気を維持するためですからね。

家造りの過程で
感じたことはありますか?

要望に対する反応も早かったですし、後片付けやご近所様への配慮も行き届いていたから、安心して任せることができました。

それに、私たちがどうしたいのかを考えさせてくれる投げかけがあったのは助かりました。「この時期までにここを考えましょう。」「今考えるポイントはここです。」というように、私たちの方では分からないことや気付かないことも尋ねてくださるんです。なので、「掃除機をかける時、どこにコンセントがあったら便利かな?」というようにシミュレーションしながら、じっくりと考えることができました。答えをせっつかれるということもありませんでしたね。

<「いい家」が欲しい。>の本の精神が、まさに現場に生かされているようですね。

おかげで、満足できる家になりましたよ!

お気に入りのところを
お聞かせ下さい。

全体が気に入っていますが、やはり間取りですかね。変形した敷地なので当初はとても不安でしたが、出来てみるととても納まりが良くて、すごく動きやすくて便利です。収納を沢山作っていただけたところも、助かっています。洗濯室横のクローゼットなんかは特にいいですね。

そして、親との距離感がちょうどいい感じです。例えば、玄関は1つしかありませんが、大抵両親は勝手口、私たちは表玄関を出入りに使うことで、玄関が2つあるような感覚で生活しています。もちろん、両親も表玄関を使いますし、私たちが勝手口を使うこともあります。また、キッチンは2つあるので基本的に食事は別ですが、気分次第で一緒に食事することがあります。こんな自由なスタイルでいられるのは、生活空間を完璧に分けるのではなく、階段を介してできた絶妙な「つながり」によって、お互いの存在感を自然に感じ取ることができているからなんでしょうね。こういう間取りが実現できるのも、しっかりとした温度差のない構造のおかげですよね。

これから家造りをされる方に、
アドバイスを一言
いただけますか?

1つの会社だけ見て決めるのではなく、色々なところに足を運んで、実際に自分の目で確かめるのが大事ですね。例えば外断熱がいいと思っていても、それ以外のものも見てみることで、外断熱の良さがまたさらによく分かるし、改めて比較検討することができます。

工務店探しも大切ですが、家造りは出会ってからようやくスタートするものです。分からないことは多くあると思いますが、家づくりはそう何度も簡単にできることではありませんから、想いを形にするために、造り手との綿密な話し合いは欠かせないですね。

そして、住む人の価値観によって家の作り方が違うのは当然なので、「自分の家なんだから、自分が納得できること!自分が頑張ります!」という気持ちで、完成までの過程を楽しんでほしいですね。

取材協力どうもありがとう
ございました。