住み心地感想
「涼温な家」に出合えた
ご縁に感謝!!です。
T様邸
家づくりのきっかけを教えてください。
【お母様】
昔の家は父がこだわりを持って造った家でした。材料にも大工さんの腕にも、それはもう力を注いで建てました。私にも思い出のある家でした。
しかし、古い家なのでシロアリや地震、そして冬の寒さに耐えられなくなっていました。そろそろ建て替えの時期なのかと考えていました。
父はとても元気な人で100歳まで長生きしました。自分の造った家で眠るように息を引き取りました。
その当時、娘は海外にいてセントラルヒーティングの家に住んでいました。娘から「朝起きて暖かいから気持ちいいよ。日本にもそんな家があるといいね」と言われていました。ですので、建て替えをするのであれば、そのような快適な家に住みたいと願っていました。
打ち合わせの時のお話を
聞かせていただけますか?
【奥様】
担当してくれた設計士さんとはじめてお会いした時からお引き渡しまで、45回もの打ち合わせがありました。知り合いの人の話しでは2~3回しか打ち合わせの時間を取ってくれないハウスメーカーさんも多いと聞きます。
私たちの細かな要望までしっかりと聞いて設計に反映していただけたので、完成した家には大満足しています。たくさんのサンプルや図面があり、わかりやすく丁寧な説明で私たち素人でも、いろいろな商品選びを迷うことなく行えるようにしていただけました。
そして、私たちでは気がつかないようなご提案もありました。
例えばダイニングの窓がそのひとつです。ダイニング・リビングが南北に長い間取りになっています。南側のリビングは、庭の方からの日当たりで明るいのですが、北側にあるダイニングは暗くなりがちです。それは仕方がないことだと思っていました。
しかし、ダイニングの明かり取りとして、横に長い二つの窓を上下に設ける提案をしていただきました。私たちには全くなかった発想です。上にある窓からは北側からでも明るい光が入りますが曇りガラスになっているので隣家からの視線は気になりません。下の窓は透明なので外の景色がわずかに見えて開放感があります。北側のダイニングでも日中は照明がいらないくらい明るいです。
ちょうど帰国した娘が、偶然に新聞の広告で<「いい家」が欲しい。>の広告を見つけました。さっそく、4冊の本を取り寄せて読んでみました。本の内容の面白さに惹かれて一気に読んでしまいました。家づくりの勉強のために住宅本はいくつも読んでいましたが、<「いい家」が欲しい。>からは他の本にはない「住み心地」の大切さを知ることができました。
他の本は間取りやデザインといった内容が書かれてあるものが多かったのですが、「住み心地」のためには、まずは地震、火事、そしてシロアリに強い構造、断熱の方法、換気の方法が大切だと、4冊の本は教えてくれました。
偶然にも私たちの家の近所に体感ハウスがありましたので娘と行ってみることにしました。
はじめて体感ハウスにお伺いした時は雪が降りそうな寒い日でした。玄関から包まれるような雰囲気のいい暖かさには感動しました。エアコンの風を感じるような不快な暖かさではないのです。何時間でもいたくなるような気持ちの良い空気感に「こんな家に住みたい」と思いました。
その後、勉強会に参加したり、構造・完成見学会に参加して、家づくりに対する理解を深めていきました。
具体的なお話を進めることを決意してから完成まで、あっという間でした。楽しく打ち合わせができたのも良かったです。
今、「涼温な家」に住んで体感ハウスで経験したあの心地のよさが毎日味わえることが本当に幸せだと感じます。
工事中の現場はいかがでしたか?
【お母様】
引っ越ししてからご近所様に「工事期間中の要所で現場監督さんがしっかりと挨拶に来られていたので安心していました」と嬉しい言葉をいただきました。
それから、外断熱だと中で工事している音が漏れないのでしょうか?「静かにお仕事されていますね」とも言われました。
また「とても丁寧に仕事されていますね」、「基礎がしっかりしていますね」とかご近所の皆さんも注目して工事を見ていたと思います。
現場でお仕事されている方々が一生懸命、まじめに工事してくれたおかげで、いい家に住むことができて感謝しています。「いい工務店に出会えたね」と天国にいる父が満足してくれていると思います。
その他にも素敵なアイデアをたくさん出していただき、嬉しかったです。
玄関の脇にあるシューズクロークにも満足しています。大きな収納はとても使いやすいです。お客様からも評判がとても良いです。
我が家は来客されるお客様が多いので、さっと収納できて、玄関をいつもきれいに保てるのは助かります。
他にも収納がたくさんあります。家具がいらないです。たくさんのものが収納できるので家が広く使えます。
リビングにある大きな吹抜けも、この家のお気に入りの中の一つです。2階で勉強している子供の様子もわかりますし、何よりも開放感があって気持ちいいです。
他の人からは「吹抜けをつくると寒いから気をつけた方がいいよ」と言われました。
「涼温な家」ならば、上下階に温度差がないので、大きな吹抜けがあっても暖かいです。そもそも、どの季節でも1階の玄関から小屋裏まで、温度や湿度の差がない家なので、吹抜けをつくっても何の問題もないのですね。
我が家の猫もこの家を満喫しています。「たまちゃん」と言いますが、毎朝起きると玄関から和室の方へ行き、家の中を一周まわるのが日課になっています。
どこも快適なので、一ヶ所に居ることがないです。いろいろなところにお気に入りの場所があるようです。
毎日のんびりと過ごしています。
お住まいになられていかがですか?
【お母様】
住んでから、あっという間でした。
実は面白いデータを取ってみたのです。
昔の家と光熱費を比較してみました。なんと年間で7万円も安くなったのです。家が大きくなり、快適さも増して、そして光熱費が安くなるって驚きました。もちろん設備機器が新しくなり、省エネ対応機器になったことも大きいですが、「涼温な家」の効果は大きいと思います。
快適で省エネ。とても嬉しいです。
フィルターの清掃はいかがですか?
【お母様】
思っていたより簡単で助かります。お掃除する日を決めてやっています。思っていた以上に外の空気って汚れているのですね。このあたりは田畑もまだ多く、そして幹線道路や高速道路も近くに走っています。このフィルターが空気をきれいにしてくれて私たち家族の健康に役立っているのは嬉しいです。
機械は小屋裏の機械室にありますが、その空間もなぜか落ち着きます(笑)。夏でも涼しいですし、冬は暖かい。リビングと同じ空気感や温度感には驚きます。普通の家ならば、人の居るところは快適でも、小屋裏や納戸などは心地の良い空間ではないと思います。不思議とこの家はどこでも快適なのです。嫌と思う場所がないのです。
小屋裏や機械室は毎日使う空間ではなく、たまにしか来ませんが、外からのホコリが入らないのでいつもきれいな状態を保っています。
部屋のお掃除は本当に楽です。家の中はいつもさらっとしてるので、湿気っぽいと感じることはないです。ちょっと拭けばさっときれいになるのです。
素敵な額を飾られていますね。
【お母様】
私の曾祖父さんの兄弟の羽織物です。粋な人だったようで、浮世絵の広重さんの作品を織物にして着物の裏地にしていたようです。 歌が書いてありますが、この歌を詠んだ人がわかりました。和菓子屋の主人だったようです。しかも、その和菓子屋さんは今も存在しているのです。先日、そこへ行ってきました。美味しい和菓子をいただきました(笑)。
父が亡くなったことをきっかけに、残された古い資料等を調べて家系図を作ってみました。ずいぶんと古くからこの土地に私たちのご先祖様が住んでいました。
「涼温な家」に出合えたのも、きっと何かのご縁だと思っています。いつまでも健康で長生きして行くことが、ご先祖様への恩返しだと思っています。そのための家を造っていただき本当に感謝しています。
周りの方々の評判はいかがですか?
【お母様】
我が家にはたくさんのお客様が来られます。昔の家の時から、ちょっとした用事は玄関で済むようにしていたのですが、この家になってからはお客様が、皆さん家の中に上りたがります。そして帰りたがらないのです。椅子に座ると根が生えちゃうみたいです(笑)。
玄関から暖かいですし、夏は爽やかに涼しいです。音も風も感じることがない静かな雰囲気の良い空気感に皆さん驚かれます。「どんな家なのですか?」と皆さん同じ質問をされるのです。「気持ちいい」と言われ、皆さん長居してしまうのです。
私たちもこの家の空気感に満足しています。毎日生活していますから慣れてしまって気がつかなくなると思われるのですが、この空気感は飽きることがないです。
四季を通じて外の環境は変化しますが、猛暑の夏でも、冷たい冬でも家の中はいつも快適で心地の良い空気に包まれています。四季を通して幸せを感じています。
この家についての感想を
お聞かせください。
【奥様】
息子の喘息の咳が止まって驚いています。
いままでは台風が近づくと咳をしていました。咳は小さな子供の体力を奪います。冬や季節の変わり目は風邪を引きやすかったです。ところが、この家に引っ越してからは、ピッタリと咳が止まりました。風邪も引かなくなって、本当に驚いています。
【息子様】
とても大好きです。
「涼温な家」はとってもいいです。冬は、日の当らない日でも暖かくて気持ちいいです。夜になっても暖かいです。夏は涼しくて、すごく気持ち良かったです。
僕は本を読むのが大好きです。この家だとゆっくりと本を読むことができます。
朝は5時半ごろ起きています。学校に行く前に勉強しています。それから本も読みます。10月から読み始めてもう13冊目になりました。
【お母様】
工事中の写真はipadに入れています。このようにデータ化できる時代に家を建て替えできて良かったです。いい家をつくる工程を全て納めています。
孫がいつまでもこの家を大切にして住んでもらうために写真はしっかりと撮りました(笑)。
取材協力どうもありがとうございました。